どうして未成年飲酒をしてはいけないの?

お酒は二十歳になってから!STOP未成年飲酒!

こんにちは。おぎゃわです。私の家族はみんなお酒が弱く、私もお酒を飲むとすぐに眠くなってしまいます…今回はそんな「お酒」についてお話します。

お酒は二十歳になってから!STOP未成年飲酒!

 

最近よく聞く言葉ですね。

中高生の皆さんは「お酒は二十歳にならないと飲んではいけない。」とは知っていると思いますが、そもそもなぜ未成年は飲酒してはいけないのでしょうか?

 

実は未成年飲酒は健康を脅かす様々なリスクがあるんです!

 

その1 急性アルコール中毒のリスクが高い

急性アルコール中毒とは血液中のアルコールの濃度が上がり、運動失調、嘔吐を伴う意識障害が起こり生命の危険が迫った状態です。怖いですね。この急性アルコール中毒は若者に多いと言われています。理由としては脳がお酒に慣れておらず、若者は危険な飲み方を好むことがあげられます。

 

その2 アルコール依存症になるリスクが高まる

主に中高年の病気であるアルコール依存症ですが、15歳以下からお酒を飲み始めた場合、21歳以上からお酒を飲み始めた場合と比べ倍以上アルコール依存症のリスクが高まる報告されています。

 

その3 脳の発達との関係

10代から飲酒を続けていると、発達途上の脳はアルコールの影響を受けやすいため

脳の萎縮が進む可能性があります。

 

その他にも若者の飲酒は女性の生理不順など第二次性徴の遅れのリスクがあるのだとか…

 

このように様々なリスクがあるという理由から未成年飲酒は禁止されているんですね。

 

日本では飲酒ができるのが20歳からですが、国によって飲酒が可能な年齢は異なります。

例えば

アメリカは21歳から

韓国は19歳から

ロシアや南アメリカは18歳から

イタリアやスペインでは16歳から飲酒が可能なんです。

 

ほかの国についても調べてみると面白いかもしれませんね!

 

今回は未成年飲酒が禁止されている理由についてお話ししました。

みなさん、二十歳になってからお酒は飲みましょうね。

 

三大栄養素(脂質編)

三大栄養素~脂質編~

こんにちは!今回のコラムはおぎゃわがお送りします。

最近、歳のせいか胃もたれが酷いです。

歳と言ってもまだ若いのですが、脂っこいお肉や揚げ物、ショートケーキを沢山食べると胃もたれしてしまいます。高校生の頃はスイーツ食べ放題に行ったり、部活終わりにコロッケや唐揚げを食べてもなんともなかったのに、少し悲しい気持ちです。

 

本日はそんな揚げ物やお肉の脂身に沢山含まれる三大栄養素の1つである脂質についてお話しします!

みなさん脂質と聞くと

「油!カロリーが高い!」

「食べたら太る!」

そんなイメージがあるかもしれません。

しかし、脂質も三大栄養素の一つ、なくてはならない栄養素なんです

脂質とは、水には溶けない化合物です。

脂質は油やバター、マーガリン、肉の脂身などに多く含まれます。

体内でエネルギー源として、また細胞膜を作る成分として働きます。

 

食事から摂取する脂質は多すぎても少なすぎても健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

脂質は同じ重さで比べると、炭水化物やたんぱく質よりも大きなエネルギーを持っていて、脂質を取りすぎると特に運動不足の場合にはエネルギーのとりすぎとなります。

摂りすぎたエネルギーは体脂肪として蓄積されるため、肥満やメタボリックシンドロームの原因となります。

 

一方、脂質の摂取が不足するとビタミンの吸収を悪くしたり、エネルギー摂取不足になりやすくなったりします。

 

ではどのくらい脂質を摂ればいいのでしょうか?

日本人の食事摂取基準では1日に脂質を

12〜14歳では男子が60g女子が55g

15〜17歳では男子が65g女子が55g

摂取する事が推奨されています。

 

重さ(g)だけ言われてもさっぱり!想像出来ない!そんなあなたに分かりやすく食品の脂質の量をお教えします!

★かつ丼32.5g

★ハンバーガー大30.4g

★カレーライス24.9g

★ドーナツ(1つ)14.7g

★ショートケーキ14g

★ポテトチップス(1袋)10.5g

★ラーメン4.0g

★おにぎり0.3g

いかがでしたか?カレーライスやハンバーガーの大は1日の約半分の脂質量が含まれていることがわかります。お菓子やファストフードは脂質の多いものが多いです。

食品にどのくらい脂質まれているのかを確認して脂質のとり過ぎに注意してみてくださいね!

お菓子は別腹!でも、そんなに食べて大丈夫?

お菓子は別腹!でも、そんなに食べて大丈夫?

 

こんにちは!今回コラムを担当させていただく、「すず」です。よろしくお願いします!

突然ですが、みなさんお菓子は好きですか?お菓子は、日々の生活に喜びや楽しみを与えてくれますよね。私も、晩ごはんのあとのアイスクリームを楽しみにしていて、特にチョコミントのアイスが大好きです☆

 

「でも・・・お菓子ってつい食べすぎちゃう。」「どんなお菓子を食べるといいの?」

私と同じで、そんな風に思っている人もいるのではないでしょうか?

今日はその疑問を解消するために、お菓子のとり方についてご紹介します。

 

Check!  お菓子のエネルギーってどれくらい?

得られるエネルギーは、何を食べるかによって全然違うんです

厚生労働省 e-ヘルスネットhttps://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html

スナック菓子や、ケーキ、カップ麺、チョコレートなどは、

油脂を多く含んでいるためエネルギーも多くなります。

 

間食(朝食、昼食、夕食以外の食事)から摂取するエネルギー量の目安は、

1日当たり、200kcalです。

さてもう一度 上の図を見てください。

いつも食べているお菓子は、200kcalを超えていませんか?

 

超えている人は要注意!肥満の原因になってしまいます。

お菓子の量や種類を見直してみましょう。

 

また、お菓子として果物乳製品を食べるのは、非常に効果的なんですよ。

なぜなら、果物を食べるとビタミン食物繊維を、

乳製品を食べるとカルシウムを摂取することができるからです。

(脂肪が気になる人は、低脂質のものを選ぶと◎)

 

これらの栄養素は不足しやすいので、間食で補うとgood!

さらにエネルギーも多すぎないため、太りにくくなりますよ☆

 

お菓子や間食を食べるときに大切なことは、食べすぎないように

【回数や量を減らす工夫をする】こと、

【1日の栄養素の不足が補えるような種類を選ぶ】ことです。

 

「食べ過ぎてしまった翌日は食べるのを控える」「睡眠の2時間前までに食べて、夜食を避ける」など、お菓子や間食の食べ方を見直して、上手に取り入れてみましょう!

 

<参考>

厚生労働省e-ヘルスネット「間食のエネルギー(カロリー)」

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html

厚生労働省e-ヘルスネット「お菓子にはどのくらいのエネルギーが含まれているのでしょう?」

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-002.html

 

骨粗しょう症について

みなさん、こんにちは!スティッチだいすきそのぴです!

 

皆さん知ってますか?スティッチってとっても力持ちなんですよ!なんと、自分の体重の3000倍までの重さのものを持ち上げられるんです笑笑すごいですよね?!そんな重いものを持ち上げたら、スティッチの骨に負担がかからないのか心配になります 😥 もし、スティッチが骨粗鬆症になってしまったら、骨折の可能性も出てきますね…

骨粗鬆症は、テレビ等でも紹介されていることもありますよね。テレビを見ながら、こわいなあと思っています 😥

そこのあなた!!!!骨粗鬆症ときいて他人事だと思っていませんか?!50歳以上の3人に1人の女性が骨粗鬆症なんです!!「わたしは大丈夫」と思っている方も多いかもしれませんが、骨粗鬆症は意外と身近な疾病なんです・・・ 😥

実は、転倒骨折は寝たきりになる原因の10%を占めています(H22厚生省)。そして、この転倒骨折 の大きな原因が「骨粗鬆症」なんです。

というわけで、今回はその骨粗鬆症についてお話したいと思います。

 

骨粗鬆症は、骨強度が低下して骨がもろくなってしまう疾患で、骨折のリスクが増大しやすくなります。これだけだと、よく分かりませんよね 😥 今からイラストを使って骨粗鬆症についてお話していきますね!

 

骨は、新しい骨をつくる働き(骨形成)をする骨芽細胞と古い骨を壊す働き(骨吸収)をする破骨細胞により、常に作り変えられているんです。

骨形成と骨吸収のイメージは下の図のような感じです

この骨形成と骨吸収により血中のカルシウムの濃度を一定の範囲内に維持しているんです。骨粗鬆症では、慢性的にカルシウムの摂取量が不足し、古い骨を壊す骨吸収が新しい骨をつくる骨形成を上回ってしまうことで、骨の組織はスカスカとなってしまい、骨折しやすくなってしまうんですね。

骨粗鬆症にならないためにも、カルシウムを必要な量を摂取することはとても重要であることがわかりますよね。骨と言われると『カルシウム』を摂取すればいい!と思ってしまいがちなんですが、骨粗鬆症は多くの要因が関与して発症するんです。遺伝や生活習慣も大きく影響するんです。また、危険要因の中には加齢や、性(女性)などの除去することができないものもありますが、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの不足や、運動不足や日光に当たらない、喫煙などの努力によって除去できるものも多くあります。

 

つまり、カルシウムを充分とることは大切なことですが、カルシウムだけでなく、摂取したカルシウムが効率よく吸収されるのに必要なビタミンDやマグネシウム・たんぱく質などさまざまな栄養素をとることも大切なんです。そのためには1日3回規則正しく、バランスのよい食事をして、牛乳や乳製品を摂取することがポイントですね!

 

いかがでしたか?骨粗鬆症について少しでも理解していただけましたか??

骨粗鬆症には様々な要因がありますが、努力によって改善出来る要因もあるので、生活習慣を気をつけて骨粗鬆症を予防しましょう!

 

 

[参考]

厚生労働省,eヘルスネット,骨粗鬆症の予防のための食生活, https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-007.html

妊娠期は水分摂取が大切!!

はじめまして、みかちんです!!

9月に入って少し経ちますが、まだまだ暑い日が続いていますね。

夏はたくさん汗をかくので水分摂取がとても大切ですが、妊娠中は夏以外でもしっかりと水分を摂る必要があります!!

ということで今回は妊娠中の水分摂取について、ご紹介します!

私たちの身体を構成する水分はどれくらいの量か知っていますか?人の身体は約60%が水分でできており、胎児ではなんと約90%が水分です!これだけでも私たちの身体にとって水が大切であることがわかりますね。通常、摂取すべき水分は1日に1~1.5Lですが、妊娠中では約2Lの水分摂取が必要とされています。

それではなぜ、妊娠前よりも多くの水分が必要になるのでしょうか?

①妊娠中は汗をかきやすい

特に妊娠初期はホルモンバランスの影響により基礎体温が高くなります。また、妊娠すると脂肪が増え、それを燃焼することでも基礎体温が高くなるため、汗をかきやすくなります。脱水症状にならないようにするために、しっかり水分を摂りましょう。

②血液循環量の増加

妊娠中は赤ちゃんに血液を送る必要があるため、血液量が増加します。また、効果的に酸素や栄養を運ぶためにも血液中の水分量を増やし、サラサラした血液をつくる必要があります。

③羊水を作る

羊水は赤ちゃんを守る働きだけではなく、赤ちゃんの水分補給、排泄スペースとなっているため、きれいに保つ必要があります。羊水はお母さんの血液からできるので、しっかり水分を摂ることが大切です。

このような理由から水分摂取はとても大切です。しかし、多くの水分を毎日摂ることは簡単ではないですよね…💦効率よく体に吸収させることが必要となるので、水分摂取のタイミングや方法がポイントとなります!

水分摂取のタイミング

・就寝前、起床後

・外出の前後、外出中

・入浴の前後

・食事時

就寝中や外出中、入浴中は汗をかきやすいので、その前後でコップ1杯(200ml)程度の水分を摂るように意識しましょう。また、枕元に水分をおいて就寝したり、外出先に水を持っていくなど、こまめに水分を摂る習慣をつけることが大切です✨

喉の渇きを感じる前に飲むこと、少しずつ飲むこと、冷たいものより常温や温かいものを飲むこと、ジュースやスポーツ飲料水ではなく水やお茶を飲むことがポイントです!

妊娠中の水分摂取の量や大切さ、飲むタイミングなど、お分かりいただけたでしょうか?

次回は何を飲めばいいのかもっと見本的にお話ししたいと思います!

厚生労働省、「健康のために水を飲もう」推進運動https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

「妊産婦のための食事バランスガイド」とは ~その2~

その1に引き続き、妊娠期の食事バランスガイドについて担当します、ごみしです。つわりの時期が落ち着いてきた妊娠中期・後期の方の食事と付加量についてお話ししたいと思います。

妊娠中期の方は、副菜、主菜、果物に付加量「+1」が加わります。表を参考にしてこれまでの食事量から増やしてみましょう。

・副菜…小鉢1つ分

・主菜…卵1つ分

肉1.3人分、一回り大きいハンバーグなど

1人前の魚料理の1/2程度(さんま1~1.5匹程度)

 

妊娠後期の方は、全項目に付加量「+1」があります。たくさんに感じるかもしれませんが、おやつの時間を利用して、1つ分のおにぎりや果物(みかん1個など)、乳製品(1/2カップの牛乳など)を取り入れることもできます!

 

 

これらに加えて、水分(水やお茶)はコマの軸として欠かせません。積極的に飲みましょう!

一方、お菓子や嗜好飲料(甘いジュースなど)は、メインとなる食事に支障の無い程度の楽しみの一つとして考えられています。1日当たり約200Kcalが目安となります。

【詳しくは、妊婦コラム「おやつの食べ方2018.8.30」をご覧ください。】

 

食事バランスについてお話してきましたが、極端に神経質になってバランスを取ろうとする必要はありません。妊娠期は、エネルギーをはじめ多くの栄養素を体が必要とします。食事バランスガイドと自分の1日の食事全体を見比べて、今日の食事はまだ何が足りてないかな、と振り返り、あと「何を」「どれくらい」食べるべきなのか知ることが大切です✨

 

妊娠後期では、胃が圧迫されてこんなに食べられない、という方は、間食を利用するなど、食事時間を小分けにして食べるようにしてみましょう。中には、たったこれだけ、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。周りの人にとにかく食べるよう言われることもあるかもしれません。しかし、妊娠期の体重の増え過ぎは、妊娠高血圧症候群に繋がる恐れがあります。食べすぎにも気を付けましょう💦

 

 

これからの食事のポイントや、増やす量の目安などをお話ししましたが、ちょっと気にかけてみて、お母さんも赤ちゃんも健康に過ごしていきましょう。

マタニティライフを楽しんでくださいね✨

「妊産婦のための食事バランスガイド」とは ~その1~

こんにちは、ごみしです。自炊をしていると、バランスのよい食事を用意する難しさを感じます。バランスといっても目安や基準となるものがないと、揃えようがないですよね。

↑こんなコマの表をみたことはありませんか?

厚生労働省と農林水産省が合同で策定した食事バランスガイドです。1日のうちで「何を」「どれくらい」食べたらよいか、主食、主菜、副菜などの5つの区分で分かりやすく示したものです。

【詳しくは、青年期コラム「バランスの良い食事について(食事バランスガイド)2018.8.16をご覧ください。】

 

上の表は、妊産婦の方々のためのものです。

5つの区分ごとに、妊娠前の食事からどれだけ食事を足せばよいかを妊娠初期・中期・後期に分けて付加量として示しています。

 

 

ご覧のとおり、妊娠初期の方には付加量はありません。妊娠前と同じ食事量を1日の内でバランスよく食べるようにしましょう。

 

・・・あれ、食事摂取基準には付加量があったような?とお気づきの方もおられるかもしれません。

食事摂取基準では、妊娠期別のエネルギーや栄養素の付加量が細かく示されています。

妊娠初期にも、エネルギーやビタミンB1、鉄などに付加量があります。

 

食事摂取基準は「摂取するすべてにおいて正確な望ましい数値」であるのに対し、

食事バランスガイドは、「実際の食生活を考慮し、取り入れやすい“およそ”の量」で表したと思ってもらえたらよいかと思います。

(厚生労働省 妊婦・授乳婦

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000114401.pdf

 

バランスガイドに付加量がないのは、妊娠初期でもエネルギーや栄養素は妊娠前より必要な量は増えますが、大きな差がないためです。

つまり、「いろんな食材を使って、主食・主菜・副菜のあるバランスの整った食事をすると、心配することなく必要栄養素が摂れます」というわけです。食事が整うと、不足しがちなビタミン・ミネラル類も過不足なく摂ることができ、健康的な妊娠期を過ごせます。

 

つわりで食事がうまく取れない方も、栄養不足を心配されなくても大丈夫ですよ。

食べられるもの食べられるとき食べられる量だけ食べて、乗り切りましょう。

 

 

さて、続く妊娠中期以降については、~その2~でお話したいと思います!

是非ご覧くださいね。

メタボを予防・改善していこう!

前回はメタボのメカニズムについてお話ししましたが、今回は予防と改善策について2回に分けて紹介します!

メタボリックシンドロームのベースとなっている内臓脂肪はたまりやすく、減りやすいというのが特徴です。つまり、食べすぎや運動習慣などの不健康な生活習慣を見直し、改善すれば内臓脂肪を減らすことができるんです!

その前に、まずは自分の体について知りましょう!

 

メタボチェック

 

STEP1  自分の体重と適正体重の差を知りましょう!

自分の適正体重を知らない方は、「自分に必要なエネルギー量を計算してみましょう!」のコラムに載っているので計算してみてください!

 

STEP2  ウエストサイズを測りましょう!

ウエストサイズと内臓脂肪の面積は関係しています。

おへそを基準として測ります。男性85cm以上、女性90cm以上の方は内臓肥満です。

 

STEP3  自分のBMIを知りましょう!

BMIは体の中の体脂肪がどのくらい蓄積しているかを知るための目安になります。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

日本人の場合、25以上は肥満です。BMIが22の場合は生活習慣病にかかる率が最も低いとされています。つまり太りすぎても、やせすぎても健康にはよくないのです。

 

いかがだったでしょうか。自分の体について把握しておくようにするとメタボリックシンドロームの予防・改善に効果的ですよ!

 

生活習慣を見直そう!

みなさんに意識してほしいことは「一無、二少、三多」です!

 

一無:<禁煙> たばこを吸わない!

二少:<少食> 腹八分目を心掛ける!

<少酒> 飲みすぎない!

三多:<多動> 「乗るよりも歩く」などしっかり動く!

<多休> きちんと睡眠をとる!

<多接> 多くの人と接しネットワークを持ちましょう!

 

健康を保つには質の高い生活を送ることが大切ですよ!

次回はメタボリックシンドロームを予防・改善するための食事について紹介します!

 

メタボリックシンドロームの予防と改善 e-ヘルスネット 情報提供

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic-summaries/m-03

上手なカルシウムの摂り方

前回に引き続き、あかりんが担当させていただきます。カルシウムは生きていく上で欠かせない栄養素ですが、多くの人が足りていないのが現状です。今回は、カルシウムを効率よく摂取するコツカルシウムの吸収についてお話します。

骨を丈夫にするためには毎日の食事から十分なカルシウムを摂ることが重要です。普段から不足しないように意識しないと必要な量を摂ることは難しいかもしれません。

カルシウム不足にならないためには、カルシウムを多く含む食品を積極的に利用し、毎食ごとにカルシウムが含まれるメニューになるように工夫することがポイントです!

ところでカルシウムが多く含まれている食品と言えば、牛乳を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。牛乳のカルシウムが最も吸収がよいといわれています。牛乳には良質のたんぱく質、ビタミンA・B1などの栄養素も豊富に含まれているので積極的に利用したい食品です。牛乳は毎日200~300ml(コップ1~2杯または小パック1~2個)が目安量です。でも、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして苦手な人もいますよね。

そんな人は、ヨーグルトやチーズ、などの乳製品を試してみるのはどうでしょうか?他にも小魚やひじき・わかめ・のりなどの海藻、豆腐や納豆などの大豆製品、緑黄色野菜などの食品にもカルシウムが含まれています。

カルシウムはどのように体に吸収されるのか知っていますか?

食事から摂ったカルシウムは小腸の上部で吸収されます。このとき、カルシウムの吸収を助ける栄養素がビタミンDです。さらにビタミンDは血液中のカルシウムを骨に吸収させるときにも必要になるんですよ!

つまり、丈夫な骨づくりにはカルシウムビタミンDを一緒に摂ることが大切です。ビタミンDは大きく分けてビタミンD2D3に分けられます。

ビタミンD2植物性の食品に含まれています。代表的な食品はしいたけやしめじなどのきのこ類です。

ビタミンD3動物性の食品に含まれています。代表的な食品はレバー、いわし、かつお、さんまなどの魚類や卵黄が挙げられます。

その他にもマグネシウムや牛乳のたんぱく質のひとつであるMBPなどもカルシウムの吸収を助けます。毎日の食事からバランスの良い食事を心掛けてみましょう!

<参考>

田口素子、青柳百美、横田憲治「丈夫な骨をつくろう」(1991)第一出版株式会社

カルシウムについて

まだ骨折を経験していないあかりんです。部活をしている人が多いと思いますが、骨折して参加できなくなるのは悲しいですよね。

みなさんは骨に自信がありますか?骨折しないためにもカルシウムの働きについて学んで、健康な生活を送りましょう✨

どんな働きをしているの?

カルシウムといえば、丈夫な骨作りに欠かせない大切な栄養素ですよね。カルシウムの99%は骨と歯にあり体を支える骨の主な成分です。残りの1%も心臓や手足の筋肉を動かしたり、出血を止めたり、生活を維持するためにとても重要な働きを持っています。

背が伸びて骨が成長する時期にカルシウムが不足しないよう心掛けないと十分に背が伸びなかったり、骨がもろくなります。

まさに今の時期から、①カルシウムをきちんと摂ること、②栄養バランスのよい食事、③体を動かすことが重要です。

突然ですが、最大骨量(ピークボーンマス)という言葉を知っていますか?

最大骨量(ピークボーンマス)とは、骨の密度が最大であることを指し、20歳頃にピークを迎えます。ピークを迎えてから40歳頃まではカルシウムをしっかりと摂ることで骨量を維持することができますが、以降は減少してしまうため、減少を緩やかにしていくことしかできません。

(森永乳業)

つまり、最大骨量(ピークボーンマス)を迎えるまでにいかに骨密度が高められるかが将来の健康にとって重要なポイントとなります!

ちなみに12~17歳の目標量は一日当たり男性800~1000 mg女性650~850 mgです。しかし、15~19歳のカルシウムの平均摂取量は男性508 mg女性426 mgで必要な量に達していません。積極的にカルシウムを摂り入れていきたいですね。

一度にカルシウム摂取したら大丈夫だと思っている人はいませんか?カルシウムは吸収できる量が限られています。

次回は上手なカルシウムの摂り方についてご紹介します!

<参考>

日本人の食事摂取基準(2015年版) http://www.morinaga.co.jp/cocoa/tina/calcium/「森永乳業」