こんにちは!2月のコラムを担当するなっちゃんです♪
寒い日が続きますね~。私は夏生まれで夏が好きなので、夏が恋しいです!☀
私は昔から体調をあまり崩さず、元気いっぱいなのですが、それは早寝早起きや規則正しい生活を普段から心掛けているからだと思います。
つまり、免疫力を上げることで、健康管理ができているのかなと思います!
私は最近、自然治癒力を生かし、病気を治す漢方に興味を持ち、勉強しています。
今回のコラムは漢方の魅力や、西洋薬の違いなどについて紹介します!
漢方薬とは💊
漢方薬の原料を生薬と呼び、草や木、動物や鉱物など、自然にあるものです。生薬が、体に本来備わっている自然な治癒力を助け、病気を治療していきます。漢方薬は生薬を組み合わせており、症状を根本から改善していくことが特徴です。
さらに、個人個人の体質や症状を考慮して漢方の処方を決定するため、違う症状なのに同じ処方が用いられたりすることもあります。
例えば、「ショウガを食べると体が温まる」と言われますよね。このような、植物などに備わった力を一つ確かめ、組み合わせてできていったのが漢方薬です。
漢方の治療原則は、熱ければ冷まし、冷えていれば温める。
足りないものは補い、多すぎるものは取り除くという、体が本来もつバランスを整えていきます。
西洋薬との違い💊
西洋薬(新薬)は人工的に化学合成された物質がほとんどで、その多くは一つの成分で構成されており、一つの疾患や一つの症状に強い薬理作用を示します。
それに対し、漢方薬は、天然の生薬を使用し、一つの薬方(処方)は原則として2種類以上の生薬で構成されているので、多くの成分を含んでいます。
そのために、一つの薬方でも色々な病状にも対応することができます。また、漢方治療が向く病気は、病院においても検査や画像診断をしても以上がないのに、自覚症状があるという病気です。例えば、更年期や、ストレス、冷え性、女性特有の悩み(生理痛、生理不順、産後うつ)などです。
しかし、病気の原因が特定でき、原因別の治療が可能な場合や、手術が必要な場合、緊急を要す疾患、重症の感染症などには一般的に西洋医学の方がすぐれています。
漢方薬を有効活用するには💊
「未病」という言葉はご存じでしょうか?
健康診断や人間ドックでは異常がないと診断されたのに、どうも胃腸の調子がすぐれない、疲れやすいなどの身体的・精神的不調を感じる状態のことを漢方医学的には未病と言います。
まだ病気になっていなくても、放っておくと病気になる可能性がある状態のことです。
西洋医学的見地から行われる健康診断や人間ドックは、疾病を早期発見するものですが、そもそも疾病を予防するためには病気になる前の段階(未病状態)を検知して対処することが有用であり、それは漢方の得意分野なのです。
漢方の考え方には、日々をより健やかに美しくいきる知恵がつまっています。長い人生、晴れの日ばかりではなく雨の日もあります。体の同じで、体調が良い日ばかりとは限りません。
特に女性は、月経や出産などで、一生のうちでも体のバランスの変化に対応し、整えていきます。
漢方薬を選ぶときには、症状だけでなく、その人の体の状態を考慮することも重要です。
例えば、同じ「冷え性」でも、手足が冷えるのか、足腰が冷えるのか、足は冷えるのに顔はのぼせるのかで、選ぶ薬が違ってくるのです。
漢方薬を用いる際は、専門家に相談しましょう(*^-^*)
その他にも漢方の理論に基づき、体質や体調、季節などに合わせた食事に「薬膳」があります。「薬に頼るのはちょっと…」という方は薬膳の知恵を生活に取り入れるのも良いかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😻
参考