前回はメタボのメカニズムについてお話ししましたが、今回は予防と改善策について2回に分けて紹介します!
メタボリックシンドロームのベースとなっている内臓脂肪はたまりやすく、減りやすいというのが特徴です。つまり、食べすぎや運動習慣などの不健康な生活習慣を見直し、改善すれば内臓脂肪を減らすことができるんです!
その前に、まずは自分の体について知りましょう!
メタボチェック
STEP1 自分の体重と適正体重の差を知りましょう!
自分の適正体重を知らない方は、「自分に必要なエネルギー量を計算してみましょう!」のコラムに載っているので計算してみてください!
STEP2 ウエストサイズを測りましょう!
ウエストサイズと内臓脂肪の面積は関係しています。
おへそを基準として測ります。男性85cm以上、女性90cm以上の方は内臓肥満です。
STEP3 自分のBMIを知りましょう!
BMIは体の中の体脂肪がどのくらい蓄積しているかを知るための目安になります。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
日本人の場合、25以上は肥満です。BMIが22の場合は生活習慣病にかかる率が最も低いとされています。つまり太りすぎても、やせすぎても健康にはよくないのです。
いかがだったでしょうか。自分の体について把握しておくようにするとメタボリックシンドロームの予防・改善に効果的ですよ!
生活習慣を見直そう!
みなさんに意識してほしいことは「一無、二少、三多」です!
一無:<禁煙> たばこを吸わない!
二少:<少食> 腹八分目を心掛ける!
<少酒> 飲みすぎない!
三多:<多動> 「乗るよりも歩く」などしっかり動く!
<多休> きちんと睡眠をとる!
<多接> 多くの人と接しネットワークを持ちましょう!
健康を保つには質の高い生活を送ることが大切ですよ!
次回はメタボリックシンドロームを予防・改善するための食事について紹介します!
メタボリックシンドロームの予防と改善 e-ヘルスネット 情報提供
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic-summaries/m-03