こんにちは🌸いとちゃんです!
お腹の赤ちゃんが成長するためには、お母さんが摂取するたくさんの栄養素が必要です。
今回はその中でもカルシウムについてお話ししようと思います!
妊娠期から授乳期は、赤ちゃんの骨を作るのに使われるため、お母さんからの十分な量のカルシウムが必要となります。
では実際にカルシウムをどのくらい摂取すれば良いのでしょうか❓
18歳〜49歳の女性に推奨されているカルシウム摂取量は1日650mgです。妊娠中や授乳中も変わらず、1日650mgの摂取が推奨されます。
しかし、妊婦・授乳婦の方でも平均500mg/日程度のカルシウムしか摂れていないのが現状です。
妊娠中はカルシウム吸収率が上昇するため、妊娠期に特別に付加量があるわけではありませんが、そもそも母体に不足があると、胎児へ十分なカルシウムが供給されません。普段から不足しがちな栄養素であることを意識し、しっかり摂るようにしましょう!
⭐️どんな食品から摂ればいい?
カルシウムを多く含む食品
牛乳1本 200ml | 220mg |
チーズ1切れ 20g | 126mg |
ヨーグルト1個 100g | 120mg |
木綿豆腐1/3丁 100g | 93mg |
納豆1パック 50g | 45mg |
桜えび 5g | 100mg |
しらす干し 10g | 52mg |
小松菜1株 50g | 85mg |
ほうれん草1株 50g | 25mg |
また、ビタミンD(魚類や干ししいたけに多く含まれる)と一緒に摂ることで吸収率がアップします☝️
つわりの時期には、ヨーグルトやスムージーにして食感を工夫するのもひとつの手です💡
妊娠中は今だけでなく将来のことも意識した栄養摂取が求められます。カルシウム不足は胎児の成長だけでなく、母体の骨密度低下や妊娠高血圧にも影響します。食材選びや調理法に少し工夫を加えるだけで、習慣的にしっかり摂れるようになります。無理なく続け、健やかな妊娠・子育て期を過ごしましょう!
NYANI‘Sキッチンに「カルシウムたっぷりレシピ」も配信されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね☺️
参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版) 」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001316468.pdf
厚生労働省「令和5年 国民健康・栄養調査結果の概要」https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001338334.pdf