減塩のコツ☆
皆さんこんにちは!今回コラムを担当させていただく「すず」です(*^_^*)よろしくお願いします☆
今日のテーマは「減塩のコツ☆」です!
減塩、とよく言われますが、いったいどうして減塩が必要なのでしょうか?(・・?
塩分を過剰に摂取すると、血中の塩分濃度が高くなり、
それを薄めようと血管の中にどんどん水分が入ってきます。
すると、血液量が多くなり、血管がパンパンになってしまいますよね。
これが「高血圧」の状態なんです。
この状態は、血管に負担をかけてしまいます。いつか血管が破れてしまうかもしれません。
脳で破れた場合は「脳出血」、心臓で破れた場合は「大動脈解離」などなど…深刻な病気を引き起こす恐れがあります。
そこで役立つのが減塩です!塩分の量を減らして、高血圧を緩和し、病気のリスクを軽減させましょう☆(0▽0 )
☆減塩のコツ☆
減塩するときに困ることは、「薄味で美味しく感じられない」ことではないでしょうか?
ちょっとした工夫で、美味しく減塩できるテクニックをご紹介します!
①だしの活用
だしは、日本で昔から使用されています。このだしに含まれるうま味(グルタミン酸やイノシン酸など)には、塩分が少なくてもおいしく感じられる作用があるんです!
さらに、昆布だしとカツオだしを合わせて使うと、「うま味の相乗効果」が発揮され、
昆布だしだけ、カツオだしだけよりも、何倍もうま味を強く感じられるんですよ!
②酸味の活用
レモン汁やすだちなど、酸味を活用すると、塩分が少なくても味が強く感じられます。
さらに、酸味は唾液や消化酵素の分泌を促したり、食欲を増進させたりといった効果も期待できますよ!
③香味野菜や香辛料の活用
味噌や醤油は、風味が良く、食事を美味しくしてくれる調味料ですが、塩分が含まれているため、使いすぎるのはよくありません。
そこで、風味や味の変化を補ってくれるのが、ネギやセロリ、生姜、しそ、山椒、みょうが、唐辛子などの、香味野菜・香辛料です!
うまく活用することで、物足りなさを解消することができます(^’^)
④外食やインスタント食、加工食品を減らす
外食やインスタント食、加工食品をよく食べていませんか?
実は意外と塩分が含まれているんですよ!週に何度も外食やインスタント食を食べるという方は、一度頻度を見直してみると良いかもしれません!
「減塩はしたいけど、やっぱりハードルが高いなあ…」
と思われた方もおられるでしょうか?
もっと手軽に減塩したいときは、
- めん類のスープやだしを最後まで飲みきらない
- 味付けを確認しないまま、卓上調味料をかけない
など、小さなことでも減塩への効果が期待できますよ♪
食卓の上に、しょうゆや食塩、ソースなどを置いている方は、それを手の届きにくい場所へ片付けてみることも、減塩への第一歩になりますよ!
いかがでしたか?(*^_^*)
想像するよりも、意外とちょっとしたことで減塩の効果があるんですよ!
ぜひぜひ実践していただき、美味しく楽しい減塩を目指しましょう(^o^)
壮年期のカテゴリーにも、高血圧や減塩についての記事がありますので、読んでみて下さいね!
<参考>
厚生労働省 e-ヘルスネット「栄養・食生活と高血圧」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-002.html
国立循環器研究センター 病院「減塩について」
http://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/diet/diet02.html#-2-4