食物繊維について

こんにちは!食べるのが生きがいなガッキーです!
今回は食物繊維についてお話ししたいと思います!食物繊維と言われて何を思い浮かべますか??実は食物繊維には2種類あって、様々な病気の予防に役立ちます!

食物繊維は「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の成分」のことを言います。水に溶けないもの(不溶性食物繊維)と溶けるもの(水溶性食物繊維)があります。一般的に不溶性食物繊維は糞便量を増やすなどのお腹の調子を整える効果があるのに対して、水溶性食物繊維は、小腸において他の栄養素の消化・吸収を抑制したり阻止する効果が大きいため、血中コレステロールの低下や血糖値の改善に効果があります。

食物繊維の働きは大きく分けて3つあります。この働きについてご紹介したいと思います!

1 低カロリー
胃や腸の中で食物繊維は、水分を吸収し、膨張します。これにより満腹感が得られると同時に胃腸内の働きが活発化します。また、食物繊維は胃や小腸で吸収されにくく、低カロリー。ダイエットの強い味方といえます。

2 生活習慣病予防
水溶性食物繊維は、水分を吸ってどろどろとした状態になります。高粘度になった状態の水溶性食物繊維は小腸内の余分な糖分、コレステロール、ナトリウムを吸着し、体外に排出します。生活習慣病糖尿病や動脈硬化、高脂血症、心筋梗塞予防に効果的です。

3 便秘改善
大腸に到達した食物繊維は腸内の環境を整えつつ、腸内に残る発ガン物質など有害物質を吸着しながら、スムーズな排便を促します。しかし、あまりに過剰な摂取は、ミネラル、ビタミン類などの栄養素まで排出してしまいます。いろいろな食品と組み合わせて量とバランスをとることが大切です。

食物繊維の目標摂取量は、成人男性では20g以上、成人女性では18g以上です。しかし、2019年国民健康・栄養調査によると男女ともに10代~50代の摂取量は11~14gと非常に少なく、60代から70代でも17gしか摂取できていません。
食物繊維の多い食品は、穀物、いも、豆、野菜、果物、きのこ、海藻など料理としては副菜として取ることができます。毎食欠かさず副菜を取るように心がけて食物繊維を積極的にとって、健康的な生活を送りませんか?

次はエネルギーについて配信するのでお楽しみに(^◇^)
(参考)
清水化学株式会社

http://www.shimizuchemical.co.jp/fiber/
グリコ

https://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_29.html

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