妊娠期の時期と食事のポイント
こんにちは。おいしいものは何でも食べます節約大好きごみしです。
どうぞよろしくお願いします。
私はまだ妊娠経験はありませんが、おそらく今、これを読んでくださっている方は、喜びと不安な気持ちでいっぱいなことと思います。そんな皆さんを食事面からサポートできたらいいなあと思います。
妊娠が分かったら、お母さん自身の健康と赤ちゃんの成長のためにも、十分な食事をとることが必要です。厚生労働省が定めた1日のエネルギー量に加え、妊娠の時期別に異なる、+αで必要なエネルギー量(付加量)があります。
以下の表のとおりになっています。
身体活動レベル(Ⅰ~Ⅱの人が多いですが、個人差があります。)
身体活動レベル | |||||
年齢 | Ⅰ(低い) | Ⅱ(ふつう) | Ⅲ(高い) | ||
女性の推定エネルギー必要量
(kcal/日) |
18~29歳 | 1650kcal | 1950kcal | 2200kcal | |
30~49歳 | 1750kcal | 2000kcal | 2300kcal | ||
妊婦への付加量 | 初期(妊娠0~13週) | +50kcal | +50kcal | +50kcal | |
中期(妊娠14~27週) | +250kcal | +250kcal | +250kcal | ||
後期(妊娠28週~) | +450kcal | +450kcal | +450kcal | ||
授乳婦への付加量 | +350kcal | +350kcal | +350 kcal |
(厚生労働省 推定エネルギー必要量、付加量)
一人ひとりの望ましい体重を維持することがポイントです。
自分の適性体重については別コラムをご参照ください。
また、表からは、初期から後期にかけて付加量が増加することが分かりますね。それだけお母さんが蓄える分や、赤ちゃんが必要な分のエネルギーが増えるということですね。
・初期(0~13週)
・・・赤ちゃんのために必要なエネルギーはまだわずかです。つわりなどで食欲がないときは、無理をせず、食べられるものを食べるようにしましょう。
・中期(14~27週)
・・・体調が落ち着く頃でしょうか、食欲アップによる食べ過ぎに気をつけつつ、順調に望ましい体重増加ができるような食事を心がけましょう。
・後期(28週~)
・・・赤ちゃんの成長に伴って胃が圧迫されるので、少しの食事で満腹感を感じやすくなります。しかし、最もエネルギーや栄養素が必要になる時期のため、少量の食事を数回に分けて食事をとるようにし、十分なエネルギーをとることが大切です。
この一方で、太りやすくなってしまう方もいます。1週間に0.5㎏以上体重が増加しないように気を付けながら食事をしましょう。