認知症予防の食事
こんにちは。おぎゃわです。だんだん涼しくなってきて秋が近づいてきました。秋と言えばおいしい旬の食べ物がたくさんありますね。私はさんまが好きです。さんま等の魚にはDHAやEPAがたくさん含まれています。これらの栄養素は認知症予防に効果があるんです!今回のコラムはそんな認知症予防の食事についてお話しします。
まず認知症を予防するためには脳の健康を維持することが大切です!そのためには生活習慣病を予防、改善することや食事を通して老化を予防することが大切です。
認知症を予防する食事のポイント
- バランスの良い食事
栄養バランスの良い食事をすることは、生活習慣病の予防に繋がります。また肉類だけでなく、魚を食事に取り入れてみましょう。魚に含まれるDHAは脳の構成成分であり認知症の予防に、EPAは血管を広げて血行を促進することで生活習慣病の予防に効果があります。DHAやEPAはさんまやあじ、いわし、さばに多く含まれます。また、野菜を積極的に摂取することで生活習慣病や、アルツハイマー病を予防する事が出来ます。
- 摂取カロリーを守る
摂取カロリーのとりすぎに気をつけることで肥満を予防することが出来ます。肥満はアルツハイマー型認知症になりやすいだけでなく高血圧や糖尿病になるリスクを高めます。
また、カロリーの摂取不足にも注意が必要です。カロリーの摂取不足だと、低栄養につながり、低栄養だと以前コラムで紹介したフレイルやサルコぺニアになるリスクが高まります。フレイルやサルコぺニアが進行すると要介護状態につながり認知症のリスクが高まります。
ではどのくらいカロリーを摂取したらいの?と疑問に思った方は初回のコラム「自分に必要なエネルギー量を計算してみましょう!」を読んでみてください!
- 塩分を控える
脳血管性認知症は脳梗塞と関係があります。脳梗塞は高血圧と関係していることが多く、高血圧予防のために減塩をし、血圧を下げる働きをするカリウムを多く含む野菜や果物、海藻類を摂取することが大切です。脳梗塞を防ぐことで脳血管性認知症の予防に繋がります。
- 間食、糖分を控える
糖尿病や耐糖能異常は脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症の発症リスクを高めます。血糖をコントロールするために糖分の高いお菓子を食べ過ぎないようにし、うどんやパンだけの食事でなく、血糖値を下げる働きをする食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻類を積極的に摂取しましょう。
いかがでしたか?食事の内容を見直すことも大切ですが、調理を自分ですることも認知症予防としておすすめです。調理では何を作るか、どうやって作るのかなど頭を使うと同時に立って体を使って行うので頭と体、両方使うことが出来ます。
次回は認知症を予防する運動についてお話しします!
<参考>
健康長寿ネット「認知症を予防する食事とは」
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyou-shippei/yobou-nichi-shokuji.html