読んだことある?食品表示!
みなさんこんにちは!お菓子を食べながらパッケージの表示を見て、カロリーの多さに驚き、半分を弟にあげちゃう「すず」です☆ 今回もよろしくお願いします^▽^
食品のパッケージにはカロリー表示だけではなく、原材料や賞味期限、アレルギー表示、どこで作られたものか…など、様々な情報が書かれていますよね。
この食品表示、実は「食品表示法」によって、内容が定められているんです!
▼食品表示の目的
①食品を摂取する際の安全性を確保すること
②一般消費者の自主的かつ合理的な 食品選択の機会を確保すること
安心して食品を食べるために、大切な役割をしてくれるのが食品表示なんですね。
ここでは、みなさんが一番目にすることの多い、加工食品の表示を例に見ていきましょう!
名 称 豆菓子
原材料名 落花生、米粉、でん粉、植物油、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、 食塩、砂糖、香辛料 添 加 物 調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、紅麹) 内 容 量 100g 賞味期限 2019.2.16 保存方法 直射日光を避け、常温で保存してください。 製 造 者 ○○食品株式会社 +AK 東京都千代田区××-△△ |
栄養成分表示1本(200ml)当たり
エネルギー 139kcal たんぱく質 6.8g 脂 質 8.0g 炭水化物 10.0g 食塩相当量 0.2g カルシウム 227mg |
原材料名に注目すると、使われている食品の名前が書いてあります。
これは、量が多い順に書かれているのがポイントです!(^ω^)
次に、賞味期限は、未開封の状態で品質の保存が充分にできる期限のことです。
期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないんですよ!
一方で、消費期限は、未開封の状態で品質が保たれる期限のこと。劣化が早い食品に
表示されているため、期限を過ぎた食品は、安全とは言えません(×0×)!
また右側の栄養成分表示は、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の
項目が必ず表示され、食品に合わせて項目が追加されることがあります。
さらにアレルギーを持つ人も、安全に食品を選択できるよう、アレルギー表示が定められています。次の7品目は、深刻なアレルギー症状を起こす場合が多いことから、特定表示食品と呼ばれ、表示が義務付けられているんです。
▼表示されるアレルギー物質
必ず表示される7品目(特定原材料) | 卵・乳・小麦・落花生・えび・かに・そば |
☆機能性表示ってなんだろう?
みなさん、こんなキャッチコピーを見たことはありませんか?(・・?
「おなかの調子をととのえる」「脂肪の燃焼をたすける」などなど…
その食品に、健康増進のための+αの機能がありますよ☆という表示ですよね!
これらは、機能性表示と呼ばれていますが、全ての食品に表示できるわけではありません!
①消費者庁長官から認可を受けた、「特定保健用食品(トクホ)」
②国が定めた基準を満たしている、「栄養機能食品」
③事業者の責任で、機能の科学的な根拠を届け出た「機能性表示食品」
この3つのうち、どれかに当てはまる食品だけが、機能性表示を行うことができるんです!
機能性表示に関しては、コラムの青年カテゴリーにも記事があるので、
興味のある方はぜひそちらも読んでみて下さい☆
☆強調表示って知ってる?
一方で、強調表示はこんなキャッチコピーのことを言います(◎ω◎)!
「カロリーゼロ」「低脂質」「高タンパク質」「食物繊維入り」といった表示ですね。
カロリーが気になる私は、ついついカロリーゼロの表示につられてしまいます^^;
この表示には、実は基準があるんです!その基準の一部をまとめてみました☆
(100gあたり) | 含まないことを示す | 低いことを示す |
具体例 | 無・ゼロ・ノンなど | 低・控えめ・ライトなど |
熱量(カロリー) | 5kcal未満 | 40kcal未満 |
脂質 | 0.5g未満 | 3g未満 |
糖類 | 0.5g未満 | 5g未満 |
な、な、なんと…カロリーゼロは0kcalでなくても表示できてしまうんですね!?
脂質や糖質も、ごく微量であればゼロ、と表示できるなんて…驚きです!
さて、みなさんいかがでしたか?食品表示は、食品を選ぶとき、食べるときにとても大切な情報源になります。普段は食品表示なんて見てないよ!という人も、この機会に
ぜひ、パッケージを見てみて下さいね☆
食品への目線が少し変わるかもしれませんよ(^o^)丿