作り置きに潜む危険とは…
前回に引き続きふうちゃんが担当します~!
前回のコラムでは、手洗いの大切さについてお伝えしました。
今回は調理時の衛生面のポイントについてです。
最近、作り置きがブームになっていて、料理本やテレビでの紹介が多いように感じます!
忙しいときに作る手間がはぶけて楽ですよね👏
そんな作り置きですが、少し食べるまでに間があるので食中毒の危険が潜んでいるんです😨
食中毒予防の3つの原則を知っていますか?家庭科で習ったことがあるでしょうか?
「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つです!
まずは「つけない」!
これは前回のコラムの手洗いで予防できます。菌が付いた手で食材を触って、他の食材に移らないようにしましょう!
肉や魚を切ったまな板や包丁を洗うことも大切ですね。
次に、「増やさない」です!
これは食べ物に付いた菌を増やさないように、冷蔵庫で低温で保存することを意味します。
ほとんどの細菌は10℃以下では増殖がゆっくりになり、-15℃以下では増殖が停止します。
しかし、冷蔵庫に入れていてもゆっくりと細菌は増えていくので、冷蔵庫を信じすぎず、早めに食べましょう~😎
最後に「やっつける」です!
細菌をどうやってやっつけるのでしょう?これは加熱ですね!
特に肉料理は、中までしっかり火を通すことが大切です。
中心部を75℃で1分以上の加熱が目安となっています。
肉や魚を切った包丁やまな板にも、細菌が潜んでいるので、熱湯をかけたり、洗剤を使って殺菌しましょう!
作り置きするときに重要なので、3つの原則を覚えておいてくださいね☺
〈参考〉
政府広報オンライン / 食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント