ボランティアのススメ

みなさん、こんにちは。

最近、最寄駅の駐輪場のおじいさんに朝から元気に「おはようございます!」と声をかけられてとてもうれしかったたまちゃんです。よく見てみると駅周辺でゴミ拾いしている人や、駐輪場の受付をしている人々がご高齢の方なんだなと気づきました。歳を取っても元気に社会に貢献しようとしている姿勢に感動し、見習いたいなと思いました。私が感じたことはボランティア活動しているご高齢の方はみなさん元気いっぱいということです(^^)どうして、元気でいられるのでしょうか?

 

そこで、今回は社会活動をしている高齢者の方について見ていこうと思います。内閣府の意識調査によれば60歳以上の高齢者で過去1年間に何らかの活動に参加した人は5割弱となっており、ボランティア活動は心理的な健康度を高めることが明らかになっているんですよ(^^)/だからボランティア活動の参加者は元気なんですね!!

ボランティアをすると元気につながるなら、ぜひもっと多くの高齢者におすすめしたいと思います。しかし実際の声を聴くと、「何かしたいが、何をしていいのかわからない」「自分や家族のことを優先したい」「自分があまり元気でない」といった理由で、社会活動に参加していないという声がみられます。なので、ボランティア活動に参加するきっかけとして、やりたい社会活動内容があり、一緒に活動できる友人や家族がいることが大切だと考えられます。活動することで心理的健康度が上がると、「自分があまり元気でない」と感じている人々の健康度を上げることにもつながり、その人自身のQOLの向上にもつながります。

 

具体例として、青森県の「めんだりカッチャの会」は平均年齢75歳以上の女性たちが地元の高齢施設で食事の配膳・後始末・食器の洗浄消毒などを行うことで施設利用者とともに自身も楽しみながらボランティア活動を続けています。大阪府の「倉治老人クラブさんゆう会」は地域貢献として青色防犯パトロールカーによる見守り活動や、秋の総ぐるみ防災訓練への参加、朝の挨拶声掛け運動などを行っており、会員相互の親睦と友情を深めています。その他にも日本郵政退職者連盟「清崎おやじバンド」は郵便局OB仲間と親族を中心に結成され、楽器演奏と歌唱により高齢者施設などで年5~6回のライブ活動を行っています。このように多くのボランティア活動が全国で行われているので何がしたいか分からないと思う人は、自治体へ問い合わせたり、内閣府のホームページなどで調べてみるとやりたいものが見つかるはずですよ(^^)v

 

ボランティア活動は地域の人や参加者同士のつながりを作るきっかけや自分のやりがいや楽しみの一つになります♪そして元気で健康な生活を送る支えともなります。ぜひ、勇気を出してボランティア活動に参加してみてください☆

 

 

<参考>

内閣府:2 高齢者の社会的な活動(ボランティア活動)

http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/zenbun/pdf/1s4s_2.pdf

 

内閣府:平成30年度社会参加活動事例

http://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/h30ageless/jirei.html

なるほどニャ なるほどニャ
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