外国の宗教と食文化

こんにちは、最近京都市内を歩いていると外国人の観光客がたくさんいて、外国の方を見ない日が無くなりました。そんな話を家でしていると母が子どものころは外国人に出会うことなんてほとんどなかったと聞き、たまちゃんはとても驚いています。日本へ外国人が来るようになったことで変化はあったのでしょうか?

もちろん、ありました。代表的なものが食文化です!!実は今の食事は昔の食事に比べ、洋食が増えるなど多様化しているんですよ!!

ということで、今回は外国の食文化をみなさんにご紹介していきます 😀

1ベジタリアン

これは、みなさん聞いたことがあると思います。「ベジタリアン」という呼び名からこれらの人々は肉を食べない人ではないか?と思うかもしれません。しかしベジタリアンは多種多様で、肉全般、魚介類全般、卵、乳製品、根菜・球根類などの野菜類、ニンニク・ニラ・らっきょう・玉ねぎ・アサツキとその人により食べない物が異なります。

ラクト・ベジタリアン:植物性食品に加え、乳製品を食べる

ラクト・オボ・ベジタリアン:植物性食品に加え、乳製品を食べる

ビーガン植物性食品のみを食べる

ベジタリアンは一言でまとめられない多様な食文化なんですよ(^o^)

また、玄米や豆、野菜などを使った精進料理のようなマクロビオティックと呼ばれるものもあります。しかし、自分流に食べるものを制限したりすると健康な身体が維持できなくなるので注意が必要ですよ!!

2イスラム教徒 

イスラム教徒は世界各国に居住していますが、特にアジア、北アフリカ、中東に多いです。イスラム教徒では豚、アルコール、血液、宗教上の適切な処理がされていない肉、うなぎ、イカ、タコ、貝類、漬物などの発酵食品を食べません。厨房で血液が触れていないかを敏感に確認する厳格なイスラム教徒もいます。相手の宗教を尊重して食べ物に気を使う必要があります。日本を訪問するイスラム教徒の人が増えているので彼らの宗教に合わせた食事(ハラル食)を提供できる「ハラル認定制度」が注目されています!

3仏教

僧侶や信者が日本にもいるので仏教が禁じる食べ物を知っている人がいるかもしれませんね。仏教では、「殺生を嫌う」ことから肉全般を食べません。しかし、宗派や個人により差があります。お肉を食べる人もいるので、全員がこれを食べないという食材はありません。

 

4キリスト教

キリスト教では宗派により記念日の前に断食することもありますが、基本的に食に関する禁止事項はほとんどありません。一部の信者はアルコール類、コーヒー、紅茶、お茶を禁じています。アルコールは料理酒やみりんなどの調味料に含まれ、デザートなどに使用されることもあるため注意が必要です☆

 

食文化は一言でまとめることができず、食べられるもの、食べられないもの、食べたくないものは人それぞれです。だからこそ、相手の宗教や好みを尊重し、多種多様な食文化に触れていきたいものですね(*^_^*)そのなかで、日本にはない新しい食文化の発見があるのに気付いて知るのも楽しいですね♪

 

<参考>

国土交通省 観光庁「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」

http://www.mlit.go.jp/common/000116943.pdf

なるほどニャ なるほどニャ
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