もしかしてそれ、アルコールハラスメント?

みなさん、もうすぐ2018年が終わりますね。たまちゃんは「平成最後の~~~」という言葉をよく聞いた1年でした。みなさんはどんな1年を過ごしましたか?年末というと忘年会、そして年明けの新年会とこの時期からお酒を飲んで楽しむ機会が増えますね(^^)

でも、皆さん考えてみてください。もしお酒が苦手な人だったら?たまたま飲み会の時体調が悪かったら?みんなが楽しんでいてもお酒を控えたいですよね?そんな時にお酒を飲むように勧められたら断れますか?断るのは勇気のいることですよね。たとえ自分が良かれと思ってお酒を進めてもそれは相手にとって不都合なことかもしれません。これを「アルコール・ハラスメント(アルハラ)」と言います。耳にしたことはあるけれどよくわからないという人のために今回は「アルハラ」を解説していきます。

 

アルハラとは、アルコール・ハラスメントの略で飲酒に関連した嫌がらせや行為、人権侵害を指し、5項目が定義されています。

1飲酒の強要

会社の上司、部活の先輩など上下関係、部の伝統、集団によるはやし立て、お酒を強要する目的の罰ゲームなどで心理的な圧力をかけ、飲まざるを得ない状況に追い込むことです(>_<)

2イッキ飲ませ

大学生の集まりなどで「コール」という早飲みが原因で死亡事故が起こったニュースを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?これは場を盛り上げるために、イッキ飲みや早飲み競争をさせる行為でアルハラの1つです!!

3意図的な酔いつぶし

気分が悪くなるまで飲ませる酔いつぶしを行うことです。この行為は障害行為にも当たります。ひどい場合は吐くための袋や、バケツ、「つぶれ部屋」を用意していることもあります。

4飲めない人への配慮を欠くこと

自分がお酒を飲んで気分がよくなっても、本人の意思を無視して飲酒を勧めることは絶対にいけません。宴会に酒類以外の飲み物を用意しない、飲めないことを侮辱するなどは飲めない人にとっては苦痛となります(>_<)相手のペースを配慮した行動が楽しい場にするためには欠かせません。

 

5酔った上での迷惑行為

酔って絡むこと、悪ふざけ、暴言や暴力、セクハラなど相手が嫌がることをするのももちろんアルハラに当たります!

適度な飲酒は気分が高揚し、楽しくなりますが自分だけでなくその場にいる人みんなのことを考えることが大切です✿無理強いしたり、酔った勢いで悪ふざしたりなどないように節度をわきまえた態度でお酒を楽しみましょう(*^_^*)

 

<参考>

厚生労働省:e-ヘルスネット 「アルハラ」

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-018.html

なるほどニャ なるほどニャ
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