和食の話① ~和食と洋食ってどう違う?~
みなさんこんにちは!今回もコラムを担当させていただきます「すず」です。
よろしくお願いします☆(*^^)v
さて、今回から3回に分けてお送りするテーマは「和食」です!
みなさん、和食と言われてどんな食べ物を想像しますか?例えば、お寿司だったり、焼き魚だったり、漬物だったり…。いろんな食べ物を思いつくのではないでしょうか?
では、洋食はどうでしょう?ハンバーグやシチュー、パスタなどがありますね。
これらの和食と洋食。どのような違いがあるのでしょうか?
第1回のコラムでは、和食と洋食の違いについて考えてみましょう(゜-゜)
☆和食の定義☆
和食は、2013年に「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
ユネスコ無形文化遺産の中で、和食の特徴について書かれています。
①多様で新鮮な食材と、その持ち味の尊重
和食には、各地域に根差した食材が用いられ、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
②健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする食事スタイルや、「うま味」の活用によって、動物性油脂の少ない食生活です。
③自然の美しさ・季節の移ろいの表現
和食では、自然や四季の表現を、食事の場に取り入れます。
④年中行事との密接な関わり
正月や端午の節句、節分など、年中行事と関わりのある食事が多くあります。
年中行事や地域に深く関わり、育まれてきた食文化をふくめて「和食」と呼ばれているんですね!
☆洋食の定義☆
一方で、洋食には明確な定義がありません。しかし、ふつうはヨーロッパなどの西洋料理を総称して、「洋食」と呼ぶことが多いようです。
では、和食と洋食を比較してみましょう!
☆和食と洋食の比較
和食では、主に「米」を主食として食べています。
一方洋食では、パンやパスタなどの「小麦製品」を主食として食べていることが多いですよね。
食事の基本スタイルも異なっています。
和食では、先ほど述べたように、「一汁三菜」のスタイルが基本です。
洋食では、前菜からパン、スープ、魚料理、肉料理、デザートと、1つずつ出される「フルコース」という形式が基本スタイルです。
調味料も比較してみましょう。
和食では、「だし・塩・みそ・しょうゆ・みりん・料理酒」などが用いられます。
洋食では、「ブイヨン・ソース・香辛料・ハーブ・乳製品・ワイン」などを用います。
調味料を見ると分かりますが、和食では、「塩分」をたくさん使います。
洋食は、動物性の食品を使用することが多いので「油脂」をたくさん使います。
いかがでしたか?和食と洋食の違いが少しずつ見えてきたのではないでしょうか?
第2回は「和食のメリット・デメリット」についてお話しますね☆(●^o^●)
健康に良いと言われる和食。次回はその秘密、メリットとデメリットについて、迫ってみたいと思います!
<参考>
農林水産省 ユネスコ無形文化遺産に登録された和食;日本人の伝統的な食文化
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/