生活習慣を振り返ろう!

こんにちは。秋も終わりを迎え、どんどん冷えてきていますね。まだ耐えられる、と思って、こたつを出すタイミングを失いつつあるごみしです。

冬に向かっていくこの時期、風邪を引いたり、体調を崩さないよう気を付けたいですね。

元気に過ごすためには、丈夫な体づくりが大切になります。そのためにはどんなことに気を付けたらよいのでしょうか?

 

ヒトは、生まれながらにして体内時計を持っています。体温、血圧、睡眠などにより、生活のリズムを作る働きがあるんです。

この体内時計の周期は、約25時間と言われています。1日は24時間なので、ズレがありますよね?

実は、このズレは、朝日を浴びるとリセットされるんです

 

夜に、メラトニンが十分分泌されることで、寝るべき時間に眠気を感じ、ぐっすり眠ることができます。

このメラトニンは、セロトニンというホルモンが材料になっています。

セロトニンは、朝日を浴びることで分泌されます。

 

つまり、朝、きちんと起きて日を浴びることで、夜にきちんと眠ることができる身体の準備がされるんです!

 

ごはんを食べることも生活リズムづくりに関わっているんですよ。

特に朝ごはんは、前日の夕ご飯から12時間近く空いたあとの初めてのご飯になります。

エネルギー不足を朝ごはんでしっかり補うことで、体温が上がり、1日の活動準備ができます。

朝ごはんを食べると、免疫力が上がって病気になりにくい体になったり、勉強に集中できるようになります。

 

また、夕ご飯のあと、寝る前に夜食を食べしまったり、つい夜更かしして睡眠時間が少なくなってしまうことはありませんか?

こういった食生活や睡眠不足が習慣化してしまうと、空腹を感じさせるグレリンが増え、満腹を感じさせるレプチンが減ってしまいます。

すなわち…ついお腹が空いて食事やおやつを食べ過ぎてしまい、肥満につながる恐れがあるんです!

 

早寝早起き、朝ごはんが大事!とよく言われていますが、元気に体が活動できるようにするためには、食事や睡眠時間を規則正しくすることが大事なんですね。

年末年始は楽しい行事がいっぱいです。生活リズムを整えて、風邪に負けずに過ごしましょう!

 

 

 

(参考 「基礎栄養学」南江堂)

便秘大丈夫ですか?

先日、いつもお世話になっている農家さんのお友達の農園でだいすきなキウイを収穫させてもらい、テンションが上がりっぱなしのたまちゃんです。畑一面にキウイが実っていて夢のような場所でした。ところで、みなさんキウイって食べますか?実はキウイにはビタミンCが豊富ということ以外に便秘改善の効果があるんですよ!!知っていましたか?

そこで今日のテーマは「便秘」です(*^_^*)

便秘とは便が作られる過程や排便の仕組みに障害があって起こる「機能性便秘」と腸そのものの病変によって起こる「器質性便秘」の2つがあります。さらに「器質性便秘」は一過性の「急性便秘」と、便秘の状態が日常的に続いている「慢性便秘」、薬の副作用で起こる「医原性便秘」に分けられます。また、慢性便秘はさらに3つに分類されています。いずれも便秘とは一般的に便がスッキリ出ない、排便が順調に行われない状態のことです。こんな状態が続くなんて辛いですよね(゜-゜)

ではどうすれば便秘は予防できるかご紹介していこうと思います!!その前に理想的な便の量についてもお話しますね♪便の量は1日1回、バナナ2本分ぐらいの便が出るのが理想的な状態であると言われています。この理想的な便を目指す方法は以下のポイントがあります!ぜひ参考にしてみて下さい(^o^)

 

  1. 食物繊維の多い野菜や果物を食べる

(例えば、ごぼう、タケノコ、海藻類、キノコ類、こんにゃく、アボカド、干し柿、バナナがありますよ☆)

  1. 決めた時間に便意があってもなくてもトイレへ行き、規則的な排便の習慣を作る
  2. 便意があるときは我慢しない
  3. 腸の動きをよくするために1日に10~15分ぐらいの適度な運動をする
  4. 水分不足で便が固くならないように1日にコップ7~8杯ほど(約1.5ℓ)の水分をとる
  5. 空腹時(起床時など)に冷水あるいは牛乳を飲む
  6. 腹部を「の」の字を書くように右回りにマッサージする
  7. 温めると腸の動きが良くなるので腹部を温める

(入浴であたためるのもおすすめですよ(^o^)!!)

  1. 下剤を飲んだり座薬や浣腸で排便を促す

(下剤を飲むときはコップ2杯ほどの水と服用するのが効果的です♪)

 

これらのポイントをすべて実行しなくても大丈夫です。みなさんがチャレンジしやすいものを実行してみて下さい!そしてバナナのような便を目指しましょう☆

 

<参考>便秘:国立がん研究センター

https://ganjoho.jp/public/support/condition/constipation.html

妊婦のインフルエンザ予防・対策

みなさんこんにちは。急に気温が下がり電車でマスクをしている人、くしゃみをしている人を見かけるようになりました。たまちゃんも寒くなると風邪をひいてしまいやすいので体調管理に気を付けないと!と思い最近、うがい手洗いを入念にしています。この時期、風邪はもちろん一番怖いのはインフルエンザですよね。毎年新型のウイルスが出たりしますが、予防接種で予防している人も多くいると思います。仕事や学校を休むのは避けたいですよね。では、ここで妊婦さんって予防接種していると思いますか?お腹に赤ちゃんがいるから、予防接種はちょっと怖い・・・と思ってしまう方もおられるのではないでしょうか。

今日は妊娠中のインフルエンザの予防・対策についてお話ししていきます。妊娠中は免疫力が低下しているのでインフルエンザなどの感染症にかかりやすい状態になっています。そこで抗インフルエンザワクチンの接種は感染しないために効果があると考えられています。でもウイルスを体に入れると胎児への影響が心配という声もあると思います(・・;)

しかし、実際インフルエンザワクチンは病原体を無毒化した「不活性型」と言われるタイプなので胎児への影響はないとされています。ですから、怖がらず流行のピークを迎える前に出来る対策をしましょう。かかってしまうと妊娠中は重症化しやすいので、予防接種をする以外にも手洗いをこまめにしたりうがいをする出かける時はマスクをするなど自分で出来る予防も大切です。

もし、インフルエンザにかかってしまったとしても自力で治すなど絶対に我慢しないでください。薬を飲みたくないと思いがちになりますが、皆さんがご存知のようなタミフルやリレンザという抗インフルエンザ薬は発症後48時間以内に使用することが重要なのです。早期に使用することで重症化を防げます。タミフルは胎児への影響がないことがすでに報告されています。薬を使わずにいると重症化し、母体と胎児両者への悪影響が起こってしまう恐れがあります。

インフルエンザにかからないことが一番ですが、もしかかったとしても妊娠中だからといって治療できないことはありません。安心してかかりつけの産婦人科へ連絡してみましょう。予防のためのワクチン接種ももちろん専門的な知識を持つ病院へ相談することが大切です。

健康な身体で元気な赤ちゃんを産むために自分の体を大切に、できる予防を積極的にしていきましょう。妊娠中は色々な不安があると思いますが、しんどい時は我慢せずかかりつけのお医者さんへすぐに相談してみて下さいね(*^_^*)

 

<参考>

http://www.jaog.or.jp/sep2012/JAPANESE/jigyo/boshi/influenza.htm

国立感染症研究所感染症情報センター

 

https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/h1n1.html

国立成育医療研究センター

ダイエットとリバウンドのおはなし

ダイエットとリバウンドのおはなし

みなさんこんにちは。おぎゃわです。私は高校時代、運動部に所属していたのですが、部活を引退後太ってしまい、そこからダイエットをしようとしても続かず、また元の体重に戻ってしまう、リバウンドを繰り返してしまっています。どうしてダイエットをしてもリバウンドをしてしまうのでしょうか?

 

極端に食べる量を減らしたり、最近よく聞く、「○○だけダイエット」のように特定の食べ物だけを食べるダイエットをしようとする人がいますが、このような無謀なダイエットはリバウンドのもとです。食べる量が少ないと、からだは少ないエネルギーでも今までの状態を維持できるように、食べ物からの栄養吸収率を高めます。そのため、ダイエットをやめた途端、体重が以前より増えてしまうことも。また、筋肉の量が落ちて基礎代謝量が下がり、太りやすい体質になってしまいます。

 

また、食欲を抑えて、脂肪を燃やし、肥満を抑制する働きがある「レプチン」の分泌量が、ダイエットをすると減少してしまいます。そのため、お腹がいっぱいになりにくくなり、脂肪も分解されなくなります。つまり、満腹感が得にくくて食事量が増え、エネルギーの消費量も減るという悪循環に陥ってしまいます。これが、ダイエットによるリバウンドの原因です。

 

ダイエットが必要かどうかをよく考えて、ダイエットをするなら食事と運動を組み合わせることが大切です。食べ物の味や歯ごたえを楽しみながら、ゆっくり食べるのも効果的。やせることがすばらしいという思い込みにとらわれず、気持ちにゆとりを持つことも大切です。

 

どうしてダイエットをするとリバウンドをしてしまうのか、分かりましたか?成長期の皆さんは、ダイエットは必要ないので、栄養バランスの良い食事をしっかり食べて、部活動や勉強に励んでくださいね!

 

<参考>

農林水産省HPみんなの食育

http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics3_02.html

ごはんとダイエットのおはなし

ごはんとダイエットのおはなし

 

みなさんこんにちは。おぎゃわです。9月のはじめ頃、私たちの研究室では農家さんの田んぼで稲刈りを行いました。みなさん、稲刈りをしたことはありますか?広い田んぼを釜で一苗ずつ刈る作業は楽しかったですが大変でした。農家の方に感謝の気持ちを込めてお米を食べようと感じることができた体験でした。本日はそんなお米とダイエットについてお話しします。

最近、糖質制限ダイエットという言葉を良く耳にします。糖質と言えば、お米やパンなどに多く含まれます。じゃあ、ご飯を食べたら太るのかな?と思ってしまいそうですが、それは誤解なんです!

 

ごはんを主食にした和風の食事は、刺身や焼き魚、煮物、みそ汁といった具合に、油を使わない料理が多い特徴があります。脂質が多くなるとエネルギーが高くなり、肥満を引き起こす原因にもなります。ごはんそのものには油はほとんど含みません。ごはんはしっかり食べても、油を使った料理を減らすなど、おかずの選び方に気をつけることで、十分エネルギーを抑えることができます。ごはんは、和洋中を問わず、どんな種類の料理とも相性がよく、いろいろな食品を使った料理がとれます。食品数や料理数が増えると、栄養バランスもとりやすくなります。

 

 

さらに、玄米や雑穀米には、ビタミンやミネラル、食物繊維がたくさん含まれています。玄米や雑穀米は食物繊維が含まれているため消化がゆっくりで、さらに噛む回数が増えるので、早食いや食べすぎを防ぐ効果があります。ごはんも食べ方次第では、むしろ太りにくい食事といえます。玄米でなくても、胚芽米、金芽米、雑穀を白ごはんにまぜてみましょう!

欧米では昭和50年代の日本の食生活が注目されています。総摂取エネルギーのうち、脂肪からとるカロリーの割合が欧米より低く、タンパク質、脂質、炭水化物のバランスが理想的なのです。ごはんを中心とした低脂肪の食事が、日本人の長寿・健康の理由だといわれています。

 

朝食の主食として、ほぼ毎日ごはんを食べている人は、ほとんどパンを食べている人より、ビタミンCや鉄、食物繊維などの摂取量が多く、脂質やエネルギーは少なくなったという研究結果があります。ごはんを主食にした食事は、脂肪のとりすぎを防ぐことにもつながると考えられます。

 

成長期のみなさんがダイエット行うと成長に必要な栄養素の不足を招き、健康に大きな影響をおよぼします。ご飯をしっかり食べて、元気に学生生活を送ってくださいね!

<参考>

Sasaki, et al. J Community Nutr 2002; 4: 83-9. より

農林水産省 HP「みんなの食育」

http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics1_04.htm

やせ過ぎ注意!!やせの「危険」

やせ過ぎ注意!!やせの「危険」

みなさんこんにちは。おぎゃわです。私の友人は痩せているのに「痩せたい。」が口癖の人や、「ダイエット中だから。」と言ってあまり食べない人が多いです。みなさんの中にも痩せたいという願望がありますか?

 

特に若い女性は「やせ願望」やダイエット指向の人が多いです。実はその多くの人がやせる必要がないのに、偏った食生活を送ったり極端なダイエットを繰り返しています。若い女性の「やせ」は多くの健康問題のリスクを高めます。

 

女性の「やせ」が増えている背景には、食生活や生活スタイルの多様化やメディアに出ているタレントがやせているため「やせているほうがいい」という価値観・様々なダイエット法など様々なことが影響を及ぼしていると考えられています。そして誤ったダイエットなどによる偏った食生活は、鉄欠乏などの栄養不良のリスクを高めます。鉄欠乏による貧血は、だるい・疲れやすいといった自覚症状や発育障害などをもたらします。また無理なダイエットを繰り返すと、逆に太りやすくなってしまいます。

さらに「やせ願望」が深刻化すると、拒食症や過食症を招く恐れがあります。拒食症は太ることを恐れて食物を避けるために極端な痩せを伴います。多くは思春期から青年期早期にかけて発症すると考えられています。過食症は週に数回・数ヶ月間にわたる過食と、体重増加を防ぐための不適切な行動(嘔吐、下剤の使用など)の両方が存在し、拒食症よりは発症が遅い傾向があります。

また、女性ではやせすぎると月経が乱れることがあり、さらに赤ちゃんが低体重で生まれてくるリスクが高くなります。日本は進諸国の中でも低出生体重児出生率が年々増加していて先極めて特異な状況であるといわれています。最近の研究では、低出生体重児(2500g以下で生まれた赤ちゃん)は将来の生活習慣病(糖尿病・高血圧など)のリスクが高くなることがわかっています。

みなさんは、自分の体型が普通なのに、太っていると思って、無理なダイエットをしているということはありませんか? まずは「自分に必要なエネルギー量を計算してみましょう」のコラムを読んで自分の適正体重を知って、本当に痩せる必要があるのか見直してみましょう

<参考>

厚労省HP 若い女性の「やせ」や無理なダイエットが引き起こす栄養問題

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-006.html

働く女性とつわり

働く女性とつわり

 

こんにちは。おぎゃわです。寒い日が続きますが皆さん体調は大丈夫でしょうか?本日は「働く女性とつわり」についてお話しします。つわりは妊娠した女性労働者を悩ますトラブルの中でも最も頻度の高いものです。妊娠すると大部分の女性はつわりを経験しますが、だいたい妊娠6週頃から始まって12週頃には落ち着くことが多いようです。

その原因は十分には解明されていませんが、妊娠したときに胎盤の絨毛という部分から分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが関係しています。

 

軽いつわりは病気ではありませんが、その程度がひどく食べ物はおろか水も十分飲めないほどになってしまったら、妊娠悪祖という病気です。

つわりの症状はひと様々ですが、ほとんどの場合、空腹で吐き気が強くなります。かといってたくさん食べると吐いてしまいますから、コツとしてはこまめに少量ずつたべることです。特に夕食から朝食までの時間が長いと朝の吐き気が強くなってしまうので、食べられるなら夜中におにぎりを少しつまむのも効果的です。

日中の仕事中にはなかなかこまめに食べるのは難しいので、簡単に食べられるプリンやゼリー、チョコレートなどを口にするといいでしょう。

さて、吐き気が強くて食べられない時にはどうすればいいでしょう。つわりは病気ではないから根性で我慢する?いえ、つわりはあなどれないものです。病院で治療を受け、場合によっては入院もあり得ます。確かに、つわりの時期の胎児はまだ小さくて発育するのにそれほどのエネルギーが必要なわけではないので、お母さんがたくさん食べる必要はないのですが、水とビタミンは重要です。

ビタミンの中でも特に重要なのは葉酸。葉酸はアミノ酸や核酸の合成に必要となる補酵素であるため、胎児の発育には重要で、その欠乏症は神経管閉鎖障害をはじめとする胎児異常や流産の発症リスクを増加させるといわれています。その必要量1日0.4mgの葉酸を野菜で摂取しようとすると350g程度必要で、この量は働いているつわりの女性にとってはなかなか食べられる量ではないかもしれません。そこで、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取することが推奨されています。しかし、栄養補助食品の場合はとりすぎないように気を付けてくださいね!

もう一度繰り返しますが、つわりはあなどれないものです。あなただけの問題ではなく、胎児にも影響する場合があります。つわりでも遠慮なく医師や助産師に相談してみましょう。

天然だしで離乳食

天然だしで離乳食

 

こんにちは。おぎゃわです。私の家は味噌汁を作る時だし入り味噌を使うのでだしをとる経験は大学に入るまでなかったのですが、大学一回生の調理実習で始めてかつお・こんぶ出汁をとって作ったみそ汁を飲んだ時、味の深さや美味しさに感動した思い出があります。みなさんは家で調理をするとき、顆粒だしを使いますが?かつおや昆布、煮干しなどからとる天然だしを使いますか?

顆粒だしは手間なく簡単に使えるのでとても便利なのですが、実は塩分が高いというデメリットがあります。天然だし(かつお・こんぶだし)にはだし150gあたり0.2gの食塩が含まれているのですが、和風顆粒だしだと0.4gの食塩が含まれており、和風顆粒だしは天然だしより約2〜3倍食塩が多く含まれています。

そこでみなさんにはぜひ離乳食に天然だしを使っていただきたいです!離乳食は基本うす味ですが、だしを取り入れることでうま味が足され、調味料を使わなくてもおいしくなります。

市販の顆粒だしには塩分に加えて、化学調味料、保存料など気になる添加物がどうしても加わります。自分でつくる天然だしはもちろん無添加。天然だしを使えば安心して赤ちゃんに食べてもらえます!

 

天然だしは素材の味やうまみを引き出す力も持っています。赤ちゃんは大人の何倍も味覚が敏感。この時期に調味料の味ではない、素材本来の味を教えることで”本物の味”を知り、しっかりとした味覚を育てます。素材のおいしさを知っていると余計な味つけは自然といらなくなり、将来の健康にもつながります。

まずはアレルギーの少ない昆布だしから始めてみましょう。昆布だしは植物性のだしなので5.6ヶ月から使うことが出来ます。離乳食を作るタイミングで家族も天然だしに切り替えることもオススメします!

 

  • 昆布だしの取り方

①昆布の表面をかたく絞ったふきんでふき、鍋に昆布と水を入れて30分ほどおく。

②鍋を火にかけて、沸騰する直前で昆布を取り出す。

 

とっただしは製氷皿に入れて冷凍庫で凍らしてからジップロックに入れて保存する事で小分けにして使うことが出来るのでおススメです!ぜひやってみてくださいね(^^)

メタボとアルコールの関係性

すっかり寒くなって、なかなか布団から出られないふうちゃんです

年末が近づき、クリスマスや忘年会など、お酒を飲む機会が増えるのではないでしょうか?

「メタボを予防・改善していこう!」のコラムでは、「お酒は飲みすぎない」という紹介がありましたが、なぜお酒はメタボと関係しているんでしょうか?

 

メタボの診断には、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が指標となりますが、これらの生活習慣病を引き起こす原因として、お酒の飲みすぎも1つの原因であるとされています

それぞれのアルコールとの関係性について見ていきましょう。

 

・肥満

唐揚げやポテトチップスなど、お酒のつまみについつい何か食べたりしていませんか?

アルコールは、食欲を亢進する作用があるため、食事が進みやすくなります。そのため、お酒に含まれるエネルギーだけでなく、おつまみによってエネルギーや脂質の摂取量が増え、肥満へとつながります。

 

・高血圧

お酒の量が多くなるほど、高血圧になることが多いことが報告されています。

 

・脂質異常症

飲酒によって中性脂肪が増加しやすいため、脂質異常症と関連しています。

 

・糖尿病

肥満と同じで、お酒によって食事量が増えやすいことや、アルコール性の肝臓病・膵臓病によって糖尿病になることもあります。

 

では、メタボ予防にはお酒の量はどれくらいだといいのでしょうか?

国民の健康施策である「健康日本21」では、飲酒量は男性で純アルコール20g程度までとされています。これは缶ビール(350ml)約1本分に当たります。

また、週に2日間の休肝日を作ることも大切です。

付き合いでお酒を飲まれる方や、お酒好きの方にはハードルが高いかもしれませんが、自分の健康を考え少しずつでも改善していきましょう!

 

〈参考〉

アルコールとメタボリックシンドローム / 厚生労働省

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-005.html

マタニティエクササイズ~紹介~

みなさんこんにちは!ゆっきーです!運動をするとストレス解消になったりしてとても気持ちがいいですよね!

今回は妊娠中の運動についてを詳しく紹介します!

 

マタニティエクササイズは比較的簡単な運動ですので、運動が苦手な方や、普段から運動をしないという方でも簡単に行えます!みなさん参考にしてみて下さい!ただし、体調が悪い時は無理をしないでくださいね!心配な方は病院に相談してから始めましょう

 

◆マタニティスクワット

出産において重要な役割を担っている下半身周りを鍛えるために効果的なエクササイズです。壁にもたれかかって軽くゆっくりとスクワットします。無理をせず、できる限りの範囲で行ってください。

 

◆マタニティウォーキング

ウォーキングは有酸素運動です。赤ちゃんにも酸素が行き渡ります。ウォーキングは傷害のリスクも少なく、精神面でも開始時のハードルが低い手軽な運動です。継続することが大切ですよ!こまめに水分補給することは忘れないでください!

 

◆マタニティヨガ

普通のヨガと違う点は、体に負担がかからないような呼吸法とストレッチが主であるということです。血流を良くしたり、リラックス効果などがあります。専門の指導者の下行うようにしてください!

 

◆アクアエクササイズ

アクアエクササイズとは、水の特性(抵抗・浮力・水圧・水温)を利用した運動で、陸上で行うような運動とは異なる効果が期待できます。

水には浮力があるので膝や腰への負担を少なくして運動できます。また、水には水圧があるので水圧による締め付け効果で血流が良くなり、下半身は老廃物が回収されやすく、腹部胸部にかかる圧力は腹式呼吸を促す効果があります。水は、体熱を奪いやすいので、水中にいるだけで体温維持のためにエネルギーを使うので、陸上での運動よりも消費されるエネルギーが多くなります。

主な運動には、水泳、アクアビクス、アクアウォーキングなどがあります。

 

注意すべき点として、必ず医師によるメディカルチェックとアドバイスを受けてください!また、ヨガやアクアエクササイズなどの運動強度の高いエクササイズの場合は専門の指導者の下行うようにしてください!

 

運動は妊娠中にもとても大切です!妊娠中の運動不足を解消するためにたくさんの運動を取り入れて妊娠・出産の自信につなげましょう