みなさんこんにちは!ぴょんです🐰
毎日本当に暑いですね。少し外に出ただけで汗が止まらないこの季節。でも、どこからかお祭りの音が聞こえてきたり、花火が見えたりすると、「夏だなあ」って少しワクワクしませんか?✨
今回はそんな日本の風物詩、🏮夏祭り🏮についてお話したいと思います。
夏祭りは、もともと神様を「祀る」ことで、豊作や豊漁を願ったり、暑い季節に流行しやすい疫病を追い払うために始まったとされています。人々は神様に感謝の気持ちを捧げ、地域の安全と繁栄を祈ったのです。
それが江戸時代以降、娯楽や地域交流の場として大衆化し、今のような活気に満ちたお祭りへと姿を変えていきました。
⭐️日本を代表する三大祭り⭐️
日本には地域ごとに様々な祭りがありますが、中でも特に有名なのが「日本三大祭り」です。いずれも非常に規模が大きく、歴史が古いという特徴があります。
🏮京都 祇園祭:平安時代に疫病を鎮めるために始まったとされ、豪華な山鉾が都大路を巡行する様子は圧巻です。「京都祇園祭の山鉾行事」として、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
🏮大阪 天神祭:学問の神様として知られる菅原道真公を祀 る祭り。陸渡御と船渡御が壮大に行われ、奉納花火も有名です。水面に映る明かりと夜空に浮かぶ花火が美しく、”火と水の祭典”とも呼ばれています🎇
🏮東京 神田祭:江戸総鎮守の神田明神の祭礼で、江戸時代から続く壮麗な神輿の行列が見どころです。2年に1度開催され、次回は2027年の5月上旬に開催予定です。
この他にも、日本には地域やコンセプトごとに分類された「三大祭り」が存在します。
🏮東北三大祭り
青森・青森ねぶた祭ネ
秋田・秋田竿燈まつり
宮城・仙台七夕まつり
の3つを指します。
中でも、青森ねぶた祭は1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されており、また日本の中でも特に来場者数が多い祭りのひとつと言われています。夜に輝く芸術的なねぶたは多くの人々の心を惹きつけます。
🏮三大くんち(九州三大秋祭り)
長崎・長崎くんち
福岡・博多おくんち
佐賀・唐津くんち
の3つを指します。
くんち(おくんち)とは、九州北部における秋祭りのことで、収穫感謝の意味が込められています。中国では9月9日を重陽(五節句のひとつ)として祝う風習があり、その9日の読み方に由来するとも言われています。
🏮日本三大喧嘩祭り
大阪・岸和田だんじり祭
秋田・角館のお祭り
福島・飯坂けんか祭り
を指しますが、富山・伏木曳山祭を入れる場合もあります。
中でも岸和田だんじり祭は、そのスピード感と迫力で有名です。重さ4t、高さ4mという巨大な「だんじり(山車)」が汗しぶきが飛ぶほど荒々しく、時には繊細に走る様子が魅力的です。
これらの祭りには、何百年も前から続く人々の祈りや願いが込められています。華やかなお祭りの裏側にある、深い歴史を知ることで、また違った感動を味わえるかもしれません🫧
夏祭りは、単なるイベントではなく、地域の人々をつなぐ大切な場でもあります。
デジタルデバイスから少し離れて、祭りの活気の中で大切な人と時間を過ごす。そんなひとときが、きっと忘れられない夏の思い出になるでしょう💫✨
この夏は、近くの夏祭りに出かけて、日本の伝統と人々の温かい交流に触れてみてはいかがでしょうか。
参考:JAL
https://ontrip.jal.co.jp/kansai-nanki/17635185