野菜のいろんな調理方法

野菜のいろんな調理方法

 

 

こんにちは、ごみしです。

以前、1日の野菜の量のお話をしました。

(参照…「1日に食べるべき野菜って・・・?」)

 

1日に野菜350が望ましい、という内容でしたが、

どうでしょうか、意外と多いな~と感じましたか?

 

でも、加熱調理をすることで、野菜のかさは結構減るんです。

加熱方法と言えば、焼く茹でる蒸す炒める、などがありますね。

 

蒸し野菜であれば、しんなりして軟らかく、食べやすくなりますよね。

キャベツや青菜などの葉物は特にかさが減りやすいですよ。

 

加熱調理のメリットは、

・軟らかくなる

・体を温める

・茹でたり煮たりしたものは消化にやさしい

・ニンジンやかぼちゃなどの脂溶性ビタミンを含む野菜は、

炒めるなどの油を使った方法で、効率よく摂取できる

などです。

 

一方、「加熱することでビタミンなどの栄養素が流出してしまう」

ということを聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。

スープなどの汁物にすると、溶けだした栄養素も一緒に摂ることも出来ます。

 

いろんな調理法で好みに合わせておいしく食べられるところも

野菜の魅力的なところですよね!

加熱しなくてもサラダなどの生野菜はお手軽ですし、噛み応えがあるため、

食べごたえにも繋がります。

 

おいしく野菜を食べましょう!

野菜は1日どれくらい食べたらいいの?

1日に食べるべき野菜って・・・?

 

こんにちは。ごみしです。

涼しくなってきて、秋らしさを感じますね。

そうです、食欲の秋です!(?)

 

秋が旬の食べ物は、夏の日を浴びて栄養を蓄えて、

とってもおいしくなっています。

 

季節の変わり目で体調を崩されたりはしてませんか?

冬に向かって元気に過ごせるよう、

食事内容を今一度見直してみましょう!

 

そこで皆さん、野菜は食べてますか?

 

生活習慣病予防や健康な生活維持のために、

「野菜類を1日350g以上食べましょう」

と、厚生労働省から目標が掲げられています。

国民健康・栄養調査によると、成人の野菜の平均摂取量は、

男性で約290g、女性で約270gとなっています。

 

つまり、野菜の量が足りていない人が多いということですね…!

 

実際どれくらいの量かというと、

350gの目安は、生野菜で「両手いっぱいの量」と言われています。

そのうち、緑黄色野菜(ニンジン、青菜、トマトなど)は120

淡色野菜(キャベツ、玉ねぎなど)は230とされています。

緑黄色野菜淡色野菜12が理想なんですね。

 

野菜に含まれる食物繊維は「腸の掃除役」であり、

生活習慣病の予防にも役立ちます。

また、血圧を下げる働きがあるカリウムも

多く含まれていますよ!

 

野菜の栄養素をサプリメントなどで摂取することもできますが、

野菜を食べた方が、健康への効果が高いと言われています。

おいしく食べて健康である方がいいですよね!

 

野菜の目安量を1食当たりに分けやすくすると、

1日で「片手で持てる大きさのお皿5皿分」となります。

とはいえ、急にこれだけの量を取り入れるのが

難しい方もいらっしゃるかもしれません。

 

まずは、1皿、昼1皿、夜2皿分

目処に野菜料理を食べてみましょう!

野菜が摂れている可能性が高まりますよ~!

アンケートにご協力お願いします!!!

アンケートにご協力ください!

 

こんにちはアプリ班です!いつも「ニャに食べた」をご利用頂きありがとうございます。だんだんと涼しくなってきてすっかり秋になってしまいましたね。

私たちの大学で冬に開催される卒論発表会が近づいて参りました。私たちアプリ班は「ニャに食べた」でのアンケート結果をもとに、卒論を発表します。つまり、利用者の皆さんにアンケートにお答え頂かないと卒論が書けません 😥

10月末までアンケートを集計しますので、どうかご協力お願い致します。

アンケートの回答方法を説明致します。

①設定をタップ

②同意書をタップ

③同意書に回答

④アンケートに回答

アンケートにお答えいただいた方には…

特典1 背景の色が変えられる!

背景の変え方

①設定の壁紙をタップ

②好きな色を選択して下さい

特典2 好きな写真をカレンダーの背景に!文字の色を変えられる!

背景、文字の色の変え方

①設定のカレンダー背景をタップ

「写真を変更」をタップで好きな写真に、「文字・罫線の色」をタップで好きな色に変えられます。

私も設定してみると…

壁紙をオレンジに、背景を串カツに、文字を水色にすることが出来ました 😀

 

みなさんの協力なしでは卒論が書けませんのでご協力、よろしくお願いいたします!!!

 

公衆栄養学研究室 アプリ班

脂質異常症を防ぐ食事!②

もうすぐ私たちのゼミ生がお世話になっている農家へ行って、人生初の稲刈りが体験できるのでうきうきしているたまちゃんです 😆 この時期は食欲の秋というように、お米やサツマイモ、サンマなど様々な食材が旬を迎えお店に並びますよね!秋のスイーツも出てきて体重の維持に苦労しますよね!?みなさん、美味しいものを食べることは大好きだと思いますが、食べ過ぎて体に無駄な脂肪がついちゃった( ゚Д゚)ということにならないように前回に引き続き、脂質異常症対策としての食事面で気をつけることをお話ししていきます 😀

 

この前は主食と主菜についてお話をしたので、今回はお野菜などの副菜とその他の栄養素について見ていきましょう♪

③副菜:野菜は低エネルギーの食品ですが、抗酸化物質、食物繊維、ミネラルの供給源として欠かすことができません!!さらに、カリウムを含むためナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる効果があるので脂質異常症の人にはぜひ食べてほしい栄養素がいっぱいです☆

野菜の種類として緑黄色野菜や淡色野菜という言葉を聞いたことがあると思います。例を挙げると人参やブロッコリー、トマト、かぼちゃなど色が濃い野菜は緑黄色野菜と言われ、淡色野菜に比べ抗酸化ビタミン、食物繊維、カルシウムが多いことが特徴です。

野菜は1日350g摂りましょう!と言われていますが、1食にすると生野菜なら両手1杯、加熱した野菜なら片手1杯が目安ですJ様々な色の野菜を組み合わせてカラフルな食卓を目指すと食事を目でも楽しむことができますよ!!

野菜の味が苦手でたくさん食べるのはつらい・・・という方もおられると思いますが、十分な栄養をとるために心がけることは「毎食副菜を摂る、メインのおかずの付け合せを増やす、具だくさんな汁物を摂る」ことです☆汁物や煮物にすると、根菜、葉野菜、茎野菜など多くの種類を生の状態より取りやすくなるのでおススメです。

さらに先に野菜をしっかり食べることで胃のスペースが埋まり、余分な高エネルギーの食品が入る余地が無くなり、減量効果も期待できますよ(*^_^*)

 

海藻やきのこ類も副菜の仲間です。これらは食物繊維が豊富で、糖質や脂質の代謝に関わるビタミンB群や、カルシウムの吸収を促すビタミンDも含まれている優れた食品なので、エネルギー制限を気にせず積極的に摂りましょう(^^)/

 

④その他:乳製品は骨を強くするカルシウムが含まれることで有名ですね!?実は乳製品の脂肪はコレステロールを上げやすい飽和脂肪酸で、牛乳たんぱくであるカゼインもコレステロールを上げやすいのです。これを聞くと乳製品は避けた方が良いの?と思ってしまうかもしれないですね(>_<)でも先ほど述べたように日本人に不足しやすいカルシウムの重要な供給源であることに違いはありません!!!では、どうしたらいいのでしょう。

はい!その答えは、1日牛乳はコップ1杯(200ml)程度とし、濃厚な高脂肪の牛乳を避ければいいのです。脂肪の摂取を厳しく制限されている人も低脂肪牛乳やスキムミルクを選び、チーズはカッテージチーズを使用するなどの工夫をすればいいのです☆

 

果物は身体によい食品と思われがちですが、摂りすぎには注意が必要です!!最近の果物は特に甘く仕上がるように改良されています。この甘さは果糖と言われる糖質の増加によるものです。果物に含まれる果糖は消化吸収が早く、トリグリセライド(中性脂肪)を増やしやすく、糖代謝も悪化させるため食べすぎには注意しましょう!!ですから、食物繊維やビタミン、ミネラルを摂る目的で果物を食べるのなら、野菜を多く食べることをおススメします♪果物の1日の摂取目安は100~200gで、朝や昼に食べるのが理想的です!(^^)!

みなさん、自分の健康を維持するために毎日の食事に気を遣い、病気にならない体づくりを目指しましょう 😉

 

<参考>

「健康21シリーズ⑮ 脂質異常症 コレステロール・中性脂肪が気になる人の食事」

女子栄養大学出版部

脂質異常症を防ぐ食事!①

気が付くと、もう10月、秋になりましたね!厳しい暑さが無く過ごしやすくなりましたが、美味しいものが多すぎて太る~とたまちゃんの友達は嘆いていました。

なぜ、太るといけないのでしょうか?服が入らなくなるから?違いますよね!!体の健康のためです。脂肪が体につきすぎてしまうと脂質異常症という動脈硬化などに繋がる恐ろしい病気になってしまいます。

今回はそのような病気「脂質異常症」について解説していきます!

脂質異常症とは早朝(10時間以上の絶食後)の空腹時の静脈採血において

・LDL中のコレステロール(悪玉コレステロール)

・血清トリグリセライド(中性脂肪)        

・HDL中のコレステロール(善玉コレステロール) が低い

以上3つのいずれかが認められる場合で、高脂血症も含んだ広い表現法です。

 

脂質異常症の発症には遺伝的要素によるものと、他の病気や薬物が原因となるもの、食事や運動不足などの生活習慣が基になって発症する3つのタイプがあります。この病気の恐ろしいところはほとんど自覚症状がないことです。そのため対策を講じないまま放置することになり結果として、動脈硬化の進行が進んでしまうことです。そしてあるとき、突然、心筋梗塞や狭心症、脳血管障害、閉塞性動脈硬化症などの極めて重い血管病となって現れるのです。

このような状態にならないように、私たちにできることは食事と運動不足解消といった生活習慣の見直しです。ここでは、食事を中心に見ていきましょうA

①主食について

身体のエネルギー源として主食にあたる穀物をきちんととることは大切で、1日の摂取エネルギーの約半分は穀類からとるよう心掛けましょう。ごはん、パン、麺はどれを選んでも構いませんが、チャーハンとラーメンを同時に食べるなど食べ過ぎは厳禁です!ごはんは消化吸収がゆっくりで太りにくいのでおススメです☆

最近は炭水化物ダイエットという言葉が広まり、炭水化物が悪者のように扱われていますが実は、1日の摂取エネルギーの50~55%を炭水化物でとると死亡率が最も低いという研究結果があります。うわさやデマの情報には十分注意が必要です。

②主菜について

肉類には必須アミノ酸を含む良質タンパク質食品なので、太るからと極端に制限するのではなく、脂肪を取らないように脂身や皮を省くなどの工夫をして食べましょう!赤身肉なら1日の目安量は60~80gです。レバーやモツなど内臓ではコレステロールが多く含まれるので高コレステロールの人は避けましょう!

魚介類は良質タンパク質の供給源です。魚の脂肪に含まれるEPAやDHAという多価不飽和脂肪酸はコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)を下げてくれます。特にハマチやサバ、イワシなどの青背の魚にはEPAやDHAが豊富なので普段の食事では肉より魚の回数を増やすことをおススメします。新鮮な脂の乗った旬の青背の魚は、白身魚に比べエネルギー量が2~3倍あるので食べすぎには注意です!

 

大豆は低脂肪、植物性の良質タンパク質食品で、動脈硬化対策には欠かせない食品です。その理由は、抗酸化物質のイソフラボン、サポニン、ビタミンEと食物繊維、リノール酸などコレステロールを下げる成分をふくんでいるからで、脂質異常症の人には毎日何らかの形で食べてほしい食品です。1日の適量は豆腐なら1/3丁、納豆なら1パック、油揚げなら1/3枚ほどです。

 

元気な体でも実は恐ろしい病気が潜んでいる事もあります。そんなことにならないように日々の食事に気を使って健康を保ちたいですね。次回は副菜やその他食品について解説するのでお楽しみに♪

 

<参考>

「Dietary carbohydrate intake and mortality: a prospective cohort study and meta-analysis」 www.thelancet.com/public-health Vol.3 September 2018

 

「健康21シリーズ⑮ 脂質異常症 コレステロール・中性脂肪が気になる人の食事」

女子栄養大学出版部

【ニャに食べた?】研究協力のお願い

こんにちは!
同志社女子大学公衆栄養学研究室所属大学院生です。
平素より【ニャに食べた?】をご利用いただきありがとうございます。

このアプリを使っていただいているみなさまへ。
あなたの生活習慣を 管理栄養士 がチェックします!
健康づくりプロジェクト への参加応募おまちしています。

~プロジェクトの流れ~
STEP① ご自身の今年の健康診断結果をご提出いただきます
STEP② 普段のお食事を【ニャに食べた?】で記録していただきます
この2つのSTEPをもとに、2週間に1回程度 管理栄養士 による
あなた 個人 に合わせたアドバイスをご提供いたします。

【ニャに食べた?】を使い1年をかけて
翌年の 健康診断結果 を向上させましょう!

 

健康について興味が出てきた

最近メタボが気になる…

健康情報のどれを信じたらいいのかわからない

あてはまるものはありませんか。

 

プロジェクトの参加者を募集しています。
1年間一緒に健康管理チャレンジをしてみませんか?

内容・参加応募は下記URLをご確認ください。
みなさまのご参加お待ちしています。

すでに同意いただいた方もお手数ですが、再度、同意の手続きをお願いいたします

説明書・同意書
http://tomokoimai.happywinds.net/in201807/index.html

 

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

同志社女子大学院 生活科学研究科
京都府京都市上京区今出川通寺町西入

野坂
Email: app.kainyu@gmail.com

 

メタボを予防・改善していこう!

前回はメタボのメカニズムについてお話ししましたが、今回は予防と改善策について2回に分けて紹介します!

メタボリックシンドロームのベースとなっている内臓脂肪はたまりやすく、減りやすいというのが特徴です。つまり、食べすぎや運動習慣などの不健康な生活習慣を見直し、改善すれば内臓脂肪を減らすことができるんです!

その前に、まずは自分の体について知りましょう!

 

メタボチェック

 

STEP1  自分の体重と適正体重の差を知りましょう!

自分の適正体重を知らない方は、「自分に必要なエネルギー量を計算してみましょう!」のコラムに載っているので計算してみてください!

 

STEP2  ウエストサイズを測りましょう!

ウエストサイズと内臓脂肪の面積は関係しています。

おへそを基準として測ります。男性85cm以上、女性90cm以上の方は内臓肥満です。

 

STEP3  自分のBMIを知りましょう!

BMIは体の中の体脂肪がどのくらい蓄積しているかを知るための目安になります。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

日本人の場合、25以上は肥満です。BMIが22の場合は生活習慣病にかかる率が最も低いとされています。つまり太りすぎても、やせすぎても健康にはよくないのです。

 

いかがだったでしょうか。自分の体について把握しておくようにするとメタボリックシンドロームの予防・改善に効果的ですよ!

 

生活習慣を見直そう!

みなさんに意識してほしいことは「一無、二少、三多」です!

 

一無:<禁煙> たばこを吸わない!

二少:<少食> 腹八分目を心掛ける!

<少酒> 飲みすぎない!

三多:<多動> 「乗るよりも歩く」などしっかり動く!

<多休> きちんと睡眠をとる!

<多接> 多くの人と接しネットワークを持ちましょう!

 

健康を保つには質の高い生活を送ることが大切ですよ!

次回はメタボリックシンドロームを予防・改善するための食事について紹介します!

 

メタボリックシンドロームの予防と改善 e-ヘルスネット 情報提供

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic-summaries/m-03

魚・肉② ~飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸~

こんにちは!今回もコラムを担当させていただくすずです☆前回はタンパク質についてお話ししました。みなさん、覚えていますか?今回は脂肪酸についてご紹介しようと思います。

みなさん、脂肪酸という言葉はご存知でしょうか?脂肪酸とは、脂質を構成する主な成分のことです。構造の違いによって、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分けることができます。

このふたつはどう違うの?

飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸の違いは、ずばり構造です。そのため、性質も異なります。特に、溶ける温度=融点が違うことが特徴です。飽和脂肪酸は、主に肉類などの動物性脂肪に含まれます。その構造から溶ける温度が高い場合が多く、常温で固体のものが多く見られます。

一方で不飽和脂肪酸は、主に植物性脂肪魚の脂肪に多く含まれます。ほとんどの場合、融点が低く常温で液体のものが多く見られます。

また、体内で合成できない脂肪酸=「必須脂肪酸」も、この不飽和脂肪酸に属しています。必須脂肪酸は、α-リノレン酸、リノール酸、アラキドン酸の3つのことを言います。これらは体内で合成できないため、食品から摂取する必要があるんです✨

さらに魚には、DHAEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれていて、健康に役立ちます。なぜなら、DHAやEPAなどの脂肪酸は、動脈硬化血栓を防ぎ、血圧を下げるほか、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすなど、さまざまな作用を持っているからなんですよ!

前回のコラムで、魚も肉もタンパク質量は同じくらい、というお話をしましたが、脂肪酸で比べてみると、魚を食べた方がちょっとお得な気がしませんか?^^*

では、脂質はどのくらい摂ればよいのでしょうか?食事摂取基準を見てみます。総エネルギーの中で、脂質の割合は20~30%が目安とされています。その中で、飽和脂肪酸は7%以下、不飽和脂肪酸は、1日におよそ10gが目安量です。

「数字で言われてもピンとこない!」と思いましたか?そうですよね。目安の量を言われても、食品には様々な成分が含まれているため、摂取量を正確に計算することなんて、できません。

そこで、ひとつ良い方法があります。それは、魚、肉を食べる頻度を見直すことです!不飽和脂肪酸をたくさん含む魚と、飽和脂肪酸を含むお肉。両方食べたいけど、1食分で両方食べるのは大変です。(~_~;)

「今日の昼ごはんはお肉を食べたから、夜ごはんは魚にしよう!」

「最近魚ばかり食べていたけど、今日はお肉にしようかな?」

というように、魚と肉を同じくらいの頻度で食べるようにすれば、両方の脂肪酸を上手に摂取することができます!Σ(゜▽゜*)

もちろん、先ほど書いたように、魚に含まれる不飽和脂肪酸には特に健康に役立つはたらきがありますので、積極的に取り入れていけると良いですね☆缶詰などを上手に利用して、週の半分程度は魚を食べるとgood◎です!また、タンパク質や脂質を含む食品は魚と肉だけではありません。魚、肉だけでなく、卵や大豆製品を取り入れることも大切ですよ(*^ ^*)

トランス脂肪酸について

ところで、みなさんはトランス脂肪酸という言葉を聞いたことはありますか?トランス脂肪酸とは、油脂を加工する過程で立体構造が変化した脂肪酸のことです。たとえばマーガリンなどを製造するばあい、液体の油を常温でも固体に保てるように加工します。この時、一部の脂肪酸が、トランス脂肪酸に変化します。

実は、トランス脂肪酸の過剰摂取は、動脈硬化心疾患の原因になることが示されています。そのため、摂取量が多いアメリカなどでは、トランス脂肪酸の過剰摂取が問題になっているんです!(◎o◎)

日本では、トランス脂肪酸の摂取量が非常に少ないため、健康への影響は少ないとされています。とはいっても、油脂のとりすぎには注意が必要ですよ♪(^^)/

さて、2回に渡り、タンパク質と脂肪酸についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?肉と魚、両方の栄養素をバランスよく取り入れて、健康的な食事を目指してみてください★

メタボの恐ろしさ

こんにちは!最近父のおなかがぽっこりとしてきて心配なゆっきーです!

 

みなさんはメタボリックシンドロームという言葉を聞いたことありますか?

ただ太っている人のことをメタボリックシンドロームというのではありませんよ!

 

メタボリックシンドロームとは?

 

メタボリックシンドロームは、「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、お腹つまり内臓まわりに脂肪が付いた状態に加えて高血圧・高血糖・脂質代謝異常(高脂血症)のうち二つ以上が組み合わさった状態のことをいいます。そしてこの状態は、日本人の死因に多い心臓病や脳卒中などの原因となる動脈硬化を進行させてしまうのです。

そして、下図のようにメタボは特に中高年男性に多いのです。

 

 

皆さんは大丈夫でしょうか?

 

まずはメタボリックシンドロームのメカニズムについて知りましょう!

 

①内臓肥満

肥満には皮下脂肪型肥満内臓脂肪型肥満に分かれます。

 

皮下脂肪型肥満は、お尻や太ももに脂肪が貯まります。下半身の肉付きが良くなる体型から「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。見栄えが悪いだけで動脈硬化は進行しません。西洋人や女性に多いです。

 

内蔵脂肪型肥満は、お腹まわりに脂肪が貯まっている状態で、下半身よりもウエストまわりが大きくなる体型から「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。日本人に多いです。内臓肥満になると、内臓脂肪からアディポサイトカインが分泌されます。このアディポサイトカインが悪いのです!!

 

②アディポサイトカイン

内臓脂肪から分泌されるアディポサイトカインには善玉と悪玉があります。善玉は動脈硬化を予防してくれるのですが、悪玉は動脈硬化を進行させてしまいます。そして内臓肥満になってしまうと、善玉アディポサイトカインの分泌が減り、悪玉アディポサイトカインの分泌が増えるのです…。

 

メタボリックシンドロームになるとこのようなことが起きるのです…。

そして進行すると心臓病や脳卒中などさまざまな病気を招いてしまいます

 

そして、メタボリックシンドロームの最大の危険は、手遅れになるまで症状がほとんどない点にあります。知らないうちに動脈硬化を進行させてしまうのです。恐ろしいですね…。手遅れになる前に健康診断を受けて早期発見しましょう!

また、メタボリックシンドロームの原因は生活習慣にあるので、生活習慣を見直すことも大切です!!

 

次回はメタボリックシンドロームの予防・改善についてです!

 

メタボリックシンドローム e-ヘルスネット 情報提供

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metaboli

肉と魚のハナシ(たんぱく質)

魚・肉① ~タンパク質~

 

こんにちは!今回コラムを担当させていただく「すず」です!よろしくお願いします。

突然ですが、小学校のとき、こんな言葉を耳にしたことはありませんか?

「赤色の食品は、体をつくるもとになります!

この赤色の食品として代表的なものは、魚・肉・卵・大豆4つの食品です。

これらの食品に含まれる、体をつくるもとになる栄養素と言えば、何を思い浮かべますか?

そう、タンパク質 ですよね。

五大栄養素のひとつでもあり、体の組織や調節機能に関わる大切な栄養素です。

 

ではタンパク質とはどのようなものなのでしょうか?

実は、20種類のアミノ酸が結合してできている化合物が、タンパク質なのです。

タンパク質の性質は、このアミノ酸の組み合わせによって異なります。

 

中でも、人が体内で合成できない9種のアミノ酸=「必須アミノ酸」を含むものは、

良質タンパク質と呼ばれているんです☆

最近話題のBCAA。聞いたこと、ありますか?

これは、必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンの総称です。主に

アスリートなどスポーツをする人の中で、BCAAサプリメントを利用している場合が多いようです。

 

長く運動をすると体内でアミノ酸が分解され、エネルギーとして利用されます。

しかし、アミノ酸はタンパク質合成に必要な栄養素。分解されると、タンパク質の

合成に必要なアミノ酸が少なくなってしまい、少ない量の筋肉しか作られません。

 

そこで、BCAAサプリメントを摂取しておくと、

① 摂取したBCAAが分解され、筋肉中のアミノ酸の分解が抑制される。

② BCAAが代謝の調節因子としてはたらき、タンパク質合成を促進する。

 

という効果がある、と報告されています。

つまり、アミノ酸分解を抑え、タンパク質合成を促すことで、効率よく筋肉を作る手助けになるのが、BCAAサプリメントのメリットと言えますね。

「サプリメントを飲んでいれば、しっかり栄養がとれて、ムキムキになれるんだね!」

さて、本当にそうでしょうか?

 

実はBCAAサプリメントだけでは、まだまだ足りないんです!

サプリメントを飲めば、確かに、目的の栄養素は摂取できます。

けれど、筋肉をつくるには、ビタミンBB2など他の栄養素が必要なんですよ。

 

アミノ酸だけをとっていればいい、というわけではないんですね(– –;)

 

ビタミンのサプリ、ミネラルのサプリも一緒に飲まなければいけないのでしょうか?

いえいえ、もっと簡単に、栄養が摂れる方法があります。それはズバリ、

バランスの良い食事をとること!です☆

 

バランスの良い食事を心がけることで、ビタミンやミネラル、

タンパク質を同時にとることができます(^▽^*

サプリメントに頼りすぎるよりも、バランスよく食べることに気を付けてみてください♪

 

食卓では、タンパク質の中でも、魚や肉といった動物性タンパク質必須アミノ酸を含む食品が多いため、重要な供給源となっています。

食品名 タンパク質量(g/100g)
牛肉(もも) 18.3
豚肉(もも) 21.3
鶏肉(もも) 22.0
22.5
うなぎ(養殖) 17.1
ホッケ(開き干し) 20.6

では魚と肉、どちらがより多くのタンパク質を含んでいる

のでしょうか? 「肉の方が、多いんじゃない?」

そう思う方もいらっしゃると思います。

 

実は、魚も肉も20%程度のタンパク質を含んでいます。

タンパク質量はほとんど同じ!なんですね\(o)/!

 

「タンパク質量が同じ?なら、魚は嫌いだから肉だけ食べます!」

そんな風に思ったあなた、ちょっと待って!

魚や肉にはタンパク質以外にも、脂質やいろいろな成分が含まれていますよね?

 

魚・肉②では、脂質の中に含まれる、脂肪酸についてお話しします☆