はじめまして!スティッチ大好きそのぴです。毎日スティッチに癒されながら生きています!! 😀
最近暑い日が続いていますが、みなさん体調はどうですか?わたしの周りには、熱中症になった人もいるので
みなさん、水分を十分とってくださいね!!
本日は適正体重についてお話しします。
みなさん、自分の体重は適正かどうかご存知でしょうか。
日本では、男性は40~74歳で2人に1人の割合でメタボリックシンドロームが強く疑われる又はその予備群、
女性は、20歳代、30歳代で、5%未満、40歳代で約10%、50歳代で約20%と男性に比べて少なめですが、年齢とともに顕著に増加します。
(平成27年国民健康・栄養調査より)
肥満や過剰なやせを予防するために、自分の体重が適正であるか知ることが大切です。
本日はBMIを計算して、自分の体重は適正かどうかチェックをしてみましょう!
BMIとは、世界中で用いられる肥満度を表す指標です
BMI=体重(kg)/身長(m)2で求められます。
例えば、体重60kg、身長170cmの男性Aさんだと
BMI=60/(1.70)2=20.8 となります。
みなさんも計算してみましょう!
下の表がBMIの結果の表です。
18.5未満 | 低体重 |
18.5以上25未満 | 普通体重 |
25以上 | 肥満 |
日本肥満学会
いかがでしたか?
適切なダイエットや体重コントロールは、自分にとって本当に必要かどうか診断してから始めることが大切です。
すでにBMI18.5~25程度の場合、特別な体重コントロールは必要ありません。
またBMIが25未満であっても、1カ月以内に体重が5%以上減ったり増えたりした方や、BMIが18.5未満又は25以上の方は、適正体重を達成するために食事や運動など、生活全般を見直しましょう。
次に標準体重についてです。
医学的に最も病気のリスクが少ないBMIを22として
「標準体重」または「適正体重」としています。
標準体重は
標準体重=22×身長(m)2
でもとめられます。
先程の男性Aさんだと 標準体重=22×(1.70)2=63.6(kg)になります。
Q.どうして標準体重のBMIは22なの??
A.主に日本で行われた研究によると、総死亡率が最も低かったBMIは18~49歳で18.5~24.9、50~69歳で20.0~24.9、70歳以上で22 .5~27.4と報告されています。
そこで、食事摂取基準2015年版では、目標とするBMIの範囲を18~49歳で18.5~24.9、50~69歳で20.0~24.9、70歳以上で21 .5~24.9としています。このように年齢によって、目標とするBMIは異なり、簡易的に22を用いて計算します。
標準体重を計算してみると思ったより標準体重が重く感じるかもしれません。
日本人は外国人に比べて外見を意識しすぎて、標準体重でも体重を減らそうとする傾向があります。このことから日本人全体の体重意識がずれていることが指摘されています。先進国の中で未熟児の出生率が増えているのは日本だけです。
また、若い頃のやせは将来の骨粗鬆症やロコモティブシンドローム、寝たきりに繋がることが心配されています。
本当にダイエットが必要か見直してみましょう!
次回はダイエットの恐怖についてお話しします!
お楽しみに!
<参考>
厚生労働省e-ヘルスネット「肥満と健康」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-006.html,2018/7/6
菱田明,佐々木敏,「日本人の食事摂取基準2015年版」第一出版