副菜って何だろう?

主食・主菜・副菜って何? 副菜編

こんにちは、野菜大好きたまちゃんです。夏野菜にはトマトやナス、キュウリなどがありみずみずしくてとてもおいしいですね! 😉 

 

さて前回は主菜についてお話ししましたが、今回のテーマは副菜です!

副菜とは、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷりの野菜、きのこ、海藻料理のことを言います。

副菜は主菜の脇役というイメージがあるかも知れませんが、主食と主菜には含まれていない数多くの栄養素が含まれており、身体の健康維持にはかかせません!!

健康のためには1350g以上の野菜をとることが目標とされていますが、

現在の日本人の平均摂取量は約290gで、約60gも不足しています!!

 

副菜をしっかり食べることは主食や主菜の食べすぎを防止し、生活習慣病の予防につながります。副菜をしっかり摂取し、元気な体を作っていきましょう!

 

では、なぜ副菜をしっかり摂取しなければいけないのかを副菜に含まれる栄養素とともに説明していきます。

 

栄養素① ビタミン

身体の調子をととのえる働きがあります。疲労回復や風邪予防など健康を維持するために必要です。体の中では作ることができないものが多く、積極的に摂ることを心がけましょう。

 

栄養素② ミネラル

体の働きを調整・維持する働きがあります。例えばミネラルのひとつであるカルシウムは丈夫な骨や歯を作って人間の体を支えてくれます。また、鉄は貧血防止や代謝促進に役立ちます。そのほかにも、銅や亜鉛、マグネシウムなどもあり、体の中で大切な働きをしています。

 

栄養素③ 食物繊維

野菜に多い不溶性の食物繊維は水をたっぷり含んでいるので、便の量を増やして排便を促したり、有害な物質を吸着するため大腸がんの予防に効果があります。

ワカメやこんにゃくに含まれている水溶性食物繊維は水に溶けやすく食事後の血糖量の上昇を抑える効果があります。また、肥満防止にもつながります。

 

栄養素④ 抗酸化物質

 自分の体がさびていく(=老化する)これはできれば予防したいですよね。野菜や果物に含まれる抗酸化物質の働きで予防することができます。ポリフェノール、カテキン、アントシアニン、リコピンなど様々なものがあります。野菜、果物、ナッツ類に含まれています。

 

 副菜をしっかりとることの大切さがわかりましたか?副菜には身体の調子をととのえる栄養素がたっぷり含まれているので毎日の食事でしっかり摂取しましょう!アメリカなどでは1日に5皿以上の野菜・果物を食べようという「5 A DAYS 運動」が盛んです。「今までよりも1皿副菜を増やす」が目安ですよ!

 

参考:「健康・栄養科学シリーズ 食べ物と健康Ⅰ 食品の科学と技術」

菅野道廣,上野川修一,山田和彦,株式会社 南江堂

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