スポーツ時の熱中症
こんにちは、みかちんです!
最近昼と夜の気温差が大きいので着る服に迷います…。「気温」といえば、今年の夏は本当に暑かったですね!熱中症で救急搬送されたというニュースも多くありました。
熱中症で特に注意が必要なのはやはりスポーツ時!スポーツ活動では筋肉で大量の熱が発生するため、それだけ熱中症の危険が高くなります。
そこで、今回はスポーツ時の熱中症についてお話します!
◯熱中症になりやすい環境って?
梅雨明け時など、暑くなりはじめる時期に多く発生しますが、秋でもしばらく涼しい日が続いたあとや急激に気温が上がった日などは注意が必要です!また、それほど気温が高くなくても湿度が高い場合は発生しやすくなります。
◯熱中症になりやすいスポーツや運動は?
ランニングやダッシュの繰り返しで多く発生しています。また、防具や厚手の衣服を着用するスポーツ(ラグビー、柔道、剣道等)でも起こりやすくなります。熱中症は、条件さえ揃えば屋内・屋外を問わずおこります。
◯熱中症にならないコツ!!
気温に注意する
日本体育協会では、24℃以上では注意、28℃以上では警戒とされています。31℃を超えると熱中症の危険性が著しく高くなります。運動する場合には、頻繁に休息をとり水分・塩分の補給をしましょう。35℃以上では原則運動は中止です。
秋になりいったん涼しくなった後、急に暑さが戻ってきた時も注意が必要です。暑さに慣れるまでは、短時間で軽めの運動から始め、徐々に慣らしていきましょう。
無理をしない
「体調が悪いのに…」「レギュラーになりたくて…」「試合本番なので…」など無理をして運動を続けた結果熱中症になってしまうことが多くあります。熱中症を避けるためには、無理をしない・させない雰囲気をつくることも大切です!
服装に気をつける
できるだけ薄着で、吸湿性や通気性の良い素材のものにしましょう。
また、防具をつけるスポーツでは、休憩中に防具や衣服を緩め、できるだけ熱を逃がしましょう。
休憩は頻繁に
20〜30分に一度程度が目安です。休憩は「上昇した体温を下げる」「水分を補給する」の2つの目的を意識しましょう。風通しの良い日陰で涼むだけでなく、冷たいタオルで汗を拭ったり、着替えたりすると、より体温を下げやすくなります!
汗を補うための水分補給
失われた汗を補うイメージで、0.1~0.2%の塩分を含んだものをなるべくこまめに飲みましょう。スポーツドリンクの場合は、100ml中ナトリウムが40~80mg含有されているのが目安です。水分補給は30分に1回、少なくても1口以上が目安です。テニスなどでは1ゲームごとに水分を摂りましょう!また、温度は5~15度程度の冷たすぎないものがおすすめです。
熱中症は気候や体調、運動の方法次第で、いつでも誰でも発生する恐れがあります。しかし、正しい知識に基づいて予防をすれば防げるものです。
熱中症について正しい知識を身につけ、しっかりと予防しましょう!!
<参考文献>
環境省、熱中症予防情報サイト、http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php