運動による消費エネルギー量が知りたい!

運動による消費エネルギー量が知りたい!

 

好きなスポーツはテニスのふうちゃんです🎾 みなさん最近運動していますか~?

運動で気になるのは、どのくらいエネルギーを消費しているのかではないでしょうか。

それが分かれば、達成感がありますよね。

 

そんなときに役立つのが、「メッツ」です! ご存知でしょうか?

メッツ(METs)とはmetabolic equivalentsの略で、運動や生活活動の強度の単位のことをいいます。横になったり、座ったりしている安静の状態を「1」として、その何倍のエネルギーを消費するかで運動の強度を表します。

メッツの一部をご紹介します!

 3.0 普通歩行

4.0 自転車に乗る ・ ラジオ体操第1

4.5 テニス(ダブルス試合)

6.0 のんびり泳ぐ

7.0 ジョギング  

8.8 速く階段を上る   など

改訂版 『身体活動のメッツ(METs)表』:http://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf

 

これらのメッツを用いて、消費エネルギーを計算することができるんです!

計算に必要なのは、メッツ と 運動した時間 と 体重 です。

例えば、体重60㎏の人が自転車に30分乗ったとすると、

4.0メッツ × 0.5時間 × 60 ㎏ = 120 kcal  となります。

結構消費できていますね😲

(時間の単位は[分]ではなく、[時間]なので30分の場合は30÷60=0.5時間となります)

 

また、体重減少を目的として考える場合は、安静時のエネルギー消費量を引く必要があります。

(4.0メッツ-1.0メッツ) × 0.5時間 × 60 ㎏ = 90kcal  となりますね。

これで体脂肪燃焼に必要なエネルギー消費量を求められます!

 

みなさんも運動したときや、通勤・通学で消費するエネルギーを計算してみてください!

運動のやる気がでること間違いなしです😉

 

〈参考〉

厚生労働省 / 健康づくりのための身体活動基準2013

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpqt.pdf

作り置きに潜む危険とは…

作り置きに潜む危険とは…

 

前回に引き続きふうちゃんが担当します~!

前回のコラムでは、手洗いの大切さについてお伝えしました。

今回は調理時の衛生面のポイントについてです。

 

最近、作り置きがブームになっていて、料理本やテレビでの紹介が多いように感じます!

忙しいときに作る手間がはぶけて楽ですよね👏

そんな作り置きですが、少し食べるまでに間があるので食中毒の危険が潜んでいるんです😨

 

食中毒予防の3つの原則を知っていますか?家庭科で習ったことがあるでしょうか?

「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つです!

 

まずは「つけない」

これは前回のコラムの手洗いで予防できます。菌が付いた手で食材を触って、他の食材に移らないようにしましょう!

肉や魚を切ったまな板や包丁を洗うことも大切ですね。

 

次に、「増やさない」です!

これは食べ物に付いた菌を増やさないように、冷蔵庫で低温で保存することを意味します。

ほとんどの細菌は10℃以下では増殖がゆっくりになり、15℃以下では増殖が停止します。

しかし、冷蔵庫に入れていてもゆっくりと細菌は増えていくので、冷蔵庫を信じすぎず、早めに食べましょう~😎

 

最後に「やっつける」です!

細菌をどうやってやっつけるのでしょう?これは加熱ですね!

特に肉料理は、中までしっかり火を通すことが大切です。

中心部を75℃で1分以上の加熱が目安となっています。

肉や魚を切った包丁やまな板にも、細菌が潜んでいるので、熱湯をかけたり、洗剤を使って殺菌しましょう!

 

作り置きするときに重要なので、3つの原則を覚えておいてくださいね☺

 

〈参考〉

政府広報オンライン / 食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント

https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html

料理の前に手を洗ってる?

料理の前に手を洗ってる?

 

こんにちは、ふうちゃんです!私は授業の中でも、特に調理実習が好きです☺

調理実習の授業はご飯を作って食べることができて、楽しいですよね。

そういえば、調理の前は必ず手を洗うように…と言われませんか?

なぜ手を洗う必要があるのか、改めて見ていきましょう。

 

手を洗うことで予防できるのが「食中毒」です。

食中毒というと、飲食店で起こっているイメージを持つかもしれませんが、厚生労働省が発表している統計では、2017年には約10%が家庭で起こっているんです。

家庭でも食中毒の危険性が潜んでいるんですよ😱

 

でも家庭でおきた食中毒は、症状が軽い場合があったり、食中毒になる人数が少ないので、「風邪かなあ…」と気づかないまま重症化することもあるので注意が必要です。

 

手洗いは、調理の前だけでなく、

・生の肉や魚、卵を触ったあと

・生で食べる食材を触る前

・調理の途中でトイレに行ったり、鼻をかんだりしたあと  なども

しっかり手洗いをして、食中毒を予防しましょう!

 

また、手に付いた細菌やウイルスは、水で洗うだけでは取り除けないので、やっぱりせっけんを使って洗うことが大切ですね😉

指の間や爪の中まで、しっかり洗っていきましょう👌

 

最後に、手を洗い終わったら、清潔なタオルなどでふくことを忘れないようにしましょう!

手をきれいに洗っても、菌をつけてしまったら意味がないですよね。

 

食欲の秋、きれいな手でおいしい料理を作って食べましょう😁💫

 

〈参考〉

厚生労働省 / 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html

 

政府広報オンライン / 食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント

https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html

食べ物図鑑 ~野菜~

 

こんにちは。ごみしです。今回も引き続き、図鑑担当をさせていただきます!

 

今回は野菜です。

季節 旬の野菜
春(3~5月) アスパラガス キャベツ 筍 ふき うど
夏(6~8月) きゅうり オクラ ゴーヤ しそ トマト にんにく トウモロコシ
秋(9~11月) さつまいも 里芋 ユリ根 ルッコラ ビーツ
冬(12~2月) 大根 かぶ カリフラワー ほうれん草 白菜 ねぎ

各果物の旬はおおよそ上のようになりますが、

品種や気候によって時期は前後します。

あくまで目安としてください。

 

各季節から1つずつ紹介したいと思います。

 

○春

アスパラガス   

アスパラに含まれるアスパラギン酸は、特に疲労回復の効果があります。

疲労物質の乳酸を分解し、エネルギーに変えるのを助けます。

栄養素は穂先の方に多いとは言いますが、

茎部分にも、ビタミンやミネラルはたっぷり含まれています。

茎の固い部分は、ピーラーなどでそぐと、食べやすくなりますよ!

 

○夏

ゴーヤ

苦味が特徴的ですが、この苦味成分はモモルデシンといい、

胃腸の粘膜を保護したり、食欲を高める効果があります。

塩もみや、油で炒めると苦味は少なくなります。

また、ビタミンCを豊富に含みます。

ビタミンCは、普通は加熱すると壊れやすいのですが、

ゴーヤは、炒めても壊れにくいと言われています。

色々な野菜と卵・豆腐・豚肉などで炒めたゴーヤチャンプルーは栄養満点です!

 

○秋

ルッコラ

ピリッとした辛味は、大根などに含まれている辛味成分と

同じアリルイソチオシアネートと呼ばれる成分です。

抗菌作用や血栓予防に効果があると言われています。

ビタミンやミネラルも多いです。

葉の色が濃いものほど、風味が強いです。

イタリアン料理のイメージがありますが、おひたしや、炒めものにも利用できますよ。

 

 

○冬

ほうれん草

体を守る免疫作用のあるβカロテンのほか、

切り落とされがちな赤い根の部分には、マンガンが含まれており、

骨の形成や健康維持に役立ちます。

葉に厚みがあり、ぴんと張っているものが美味しいもののポイントです。

茹で、炒め、和え物など、多くの料理に使えるため、

料理にほうれん草を加えると彩りがよくなりますね。

 

 

スポーツ時の水分補給

こんにちは、みかちんです!

10月に入ってずいぶん涼しくなってきましたね。

秋と言えば食欲の秋、読書の秋、芸術の秋などいろいろ思い浮かびますが、やっぱりなんといってもスポーツの秋!!

 

ということで、今回はスポーツ時の水分補給についてお話します♪

今年の夏は40℃を越える地域もあり、非常に暑かったですよね!熱中症で運ばれたといったニュースも何度もありました!

夏に比べてかなり涼しくなりましたが、涼しくなっても脱水や熱中症にならないわけじゃないんですよ!より良い状態でスポーツを行うためにも水分補給はとても大切です。水分補給はなぜ大切か、水を飲むタイミングと量、適した飲み物についてお話します!

 

 

なぜ水分補給が大切?

・体温調節

水は筋肉で生じた熱を血液により皮膚まで運んだり、汗として皮膚で気化する際に皮膚の熱を奪い、皮膚温を下げます。

・物質の運搬

運動により汗をかくと体の中では水分が不足し、粘度の高いドロドロした血液になります。脳や体全体の細胞へ酸素や栄養の運搬が遅れてしまうため、体の反応が鈍くなってしまいます。スポーツのパフォーマンスが落ちるだけでなく、脱水や酸素不足により足元がふらつきケガをしやすくなってしまいます。

 

水を飲むタイミングと量

一度にたくさんの水分をとるとお腹が痛くなったり、体がだるくなってしまうことがあります。ポイントは「喉が渇いたと感じる前に飲む」、「こまめに少しずつ飲む」です!

水分の量は…

・運動を始める30分前に、250~500mlを何回かに分けて飲む

・運動中は20~30分ごとに、一口~200ml程度を飲む

・運動が終わった後は、減った体重分を補うように何回かに分けて飲む

このような点を意識して脱水にならないようにしましょう!

 

水分補給に適した飲み物

・水

運動やスポーツをしているときに補給すべき水分というのは、基本的には「水」で構いません。1時間程度の運動であれば常温または5〜15度に冷やした水をこまめに摂るようにしましょう。

・スポーツドリンク

水分補給は基本的には水で良いと言いましたが、激しい運動や長時間のスポーツをして大量の汗をかいたときには、塩分も失われてしまいます。

体液の濃度を一定に保つため日本体育協会では0.1〜0.2%の塩分を含んだ飲料が勧められています。また、適度な糖分を含んだ水分はエネルギー補給になるだけでなく、腸管内での水分の吸収率スピードが早くなるため、4〜8%程度の糖質を含んだものがよいとされています。

 

 

脱水にならないように注意することはもちろんですが、スポーツをより楽しく、より良い状態で行うためにも水分補給はとても大切です!

適切に水分補給をしてスポーツの秋を楽しみましょう♪

 

 

<参考文献>

日本体育協会、「しっかり水分補給!元気に運動」

https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data0/publish/pdf/suibun_01.pdf

妊活中・妊娠初期は葉酸をたくさん摂りましょう!

こんにちは。最近、幼馴染の家で飼われているとても優しい大型犬が病気になり、もう長くないかもしれないと聞き悲しんでいるたまちゃんです。点滴を打たれ、病院に毎日通っているようで本当に心配です。この前まで元気だったのにいつ病気になり、別れがくるかわからないんですね。命は限りあるものだと改めて気づき、命のありがたさを感じました。

そこで、突然ですが、新しい命を授かる。妊娠するということを考えてみましょう。「妊活」って皆さん聞いたことありますよね?

 

今回は妊活について少しお話していきたいと思います。妊活中に積極的にとってほしい栄養素というものがあります。それは、葉酸です!!!なぜかというと妊娠中は疲れやすく貧血気味になってしまいますが、葉酸が貧血防止疲労回復に役立つからです。さらにホルモンバランスが崩れ便秘になりやすいこの時期に便秘予防の効果もあります!(^^)!すごいですね、葉酸☆でも葉酸って何?

 

ここで葉酸について説明しましょう。「葉酸」とは緑黄色野菜や果物などに含まれる水溶性ビタミンBの一種です。葉酸は細胞増殖に必要なDNA合成に関わるほか、ホモシステインというアミノ酸の一種が、タンパク質の合成に必要なメチオニンという必須アミノ酸に変換される過程で必要です。妊娠初期細胞増殖が盛んであるためこの時期に葉酸が不足すると、胎児の神経管閉塞障害の発症リスクが高まることが知られています。

そこで厚生労働省は妊活中(妊娠前4週)から、妊娠初期(妊娠12週)の女性に1日0.4mgの葉酸摂取を勧めています。たとえ、この値を超えて体重55kgの女性が1日1mg摂取したとしても過剰摂取にはなりません。というのも葉酸は水溶性のビタミンなので尿としてすぐに体外に排泄されてしまうからです。安心して摂取できる栄養素なので積極的に葉酸をとってください(^○^)

 

最後に葉酸を豊富に含む食べ物をいくつか紹介しておきます。葉酸はモロヘイヤ、ほうれん草、しそ、ブロッコリー、おくら、ニンニクなどの葉物野菜に含まれています。これらの野菜からは100gあたり、0.1mgの葉酸が摂取できますが葉物野菜は軽いので100g摂取するためには調理の工夫が必要です。ほうれん草1束(生)で0.4mg程度なのでおひたしにしたり、スープにしたりたくさん食べる工夫をしましょう。

新しい命を授かることはとても幸せな出来事で、貴重なマタニティライフを存分に楽しんでください。そこで、食事や生活習慣に気を使い、必要とされる栄養素を補給することが必要となります。自分で意識的に葉酸を摂取することを心がけてくださいね(*^^*)

 

<参考>「葉酸とサプリメント‐神経管閉塞障害のリスク低減に対する効果‐」

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-002.html

「妊活中に葉酸を摂取しよう!」

https://kosodate-mikata.com/hint/yousan/

野菜のいろんな調理方法

野菜のいろんな調理方法

 

 

こんにちは、ごみしです。

以前、1日の野菜の量のお話をしました。

(参照…「1日に食べるべき野菜って・・・?」)

 

1日に野菜350が望ましい、という内容でしたが、

どうでしょうか、意外と多いな~と感じましたか?

 

でも、加熱調理をすることで、野菜のかさは結構減るんです。

加熱方法と言えば、焼く茹でる蒸す炒める、などがありますね。

 

蒸し野菜であれば、しんなりして軟らかく、食べやすくなりますよね。

キャベツや青菜などの葉物は特にかさが減りやすいですよ。

 

加熱調理のメリットは、

・軟らかくなる

・体を温める

・茹でたり煮たりしたものは消化にやさしい

・ニンジンやかぼちゃなどの脂溶性ビタミンを含む野菜は、

炒めるなどの油を使った方法で、効率よく摂取できる

などです。

 

一方、「加熱することでビタミンなどの栄養素が流出してしまう」

ということを聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。

スープなどの汁物にすると、溶けだした栄養素も一緒に摂ることも出来ます。

 

いろんな調理法で好みに合わせておいしく食べられるところも

野菜の魅力的なところですよね!

加熱しなくてもサラダなどの生野菜はお手軽ですし、噛み応えがあるため、

食べごたえにも繋がります。

 

おいしく野菜を食べましょう!

野菜は1日どれくらい食べたらいいの?

1日に食べるべき野菜って・・・?

 

こんにちは。ごみしです。

涼しくなってきて、秋らしさを感じますね。

そうです、食欲の秋です!(?)

 

秋が旬の食べ物は、夏の日を浴びて栄養を蓄えて、

とってもおいしくなっています。

 

季節の変わり目で体調を崩されたりはしてませんか?

冬に向かって元気に過ごせるよう、

食事内容を今一度見直してみましょう!

 

そこで皆さん、野菜は食べてますか?

 

生活習慣病予防や健康な生活維持のために、

「野菜類を1日350g以上食べましょう」

と、厚生労働省から目標が掲げられています。

国民健康・栄養調査によると、成人の野菜の平均摂取量は、

男性で約290g、女性で約270gとなっています。

 

つまり、野菜の量が足りていない人が多いということですね…!

 

実際どれくらいの量かというと、

350gの目安は、生野菜で「両手いっぱいの量」と言われています。

そのうち、緑黄色野菜(ニンジン、青菜、トマトなど)は120

淡色野菜(キャベツ、玉ねぎなど)は230とされています。

緑黄色野菜淡色野菜12が理想なんですね。

 

野菜に含まれる食物繊維は「腸の掃除役」であり、

生活習慣病の予防にも役立ちます。

また、血圧を下げる働きがあるカリウムも

多く含まれていますよ!

 

野菜の栄養素をサプリメントなどで摂取することもできますが、

野菜を食べた方が、健康への効果が高いと言われています。

おいしく食べて健康である方がいいですよね!

 

野菜の目安量を1食当たりに分けやすくすると、

1日で「片手で持てる大きさのお皿5皿分」となります。

とはいえ、急にこれだけの量を取り入れるのが

難しい方もいらっしゃるかもしれません。

 

まずは、1皿、昼1皿、夜2皿分

目処に野菜料理を食べてみましょう!

野菜が摂れている可能性が高まりますよ~!

食料自給率のお話

こんにちは。今年は夏が暑すぎて野菜が高くなったり、台風で田んぼの稲がやられてしまったり農家の方々がダメージを受けたニュースをたくさん見ました。たまちゃんの所属するゼミでは農家の方にお世話になって野菜や稲を植えたりしているので悲しくなりました(T_T)

日本で食べられている野菜や穀物はどこで作られているか知っていますか?畑?田んぼ?

もちろん田畑で作られているんですが、日本の場合、食料の半分以上は海外からの輸入に頼っています。

食料が自分の国でどのくらい作られているかを示す指標を「食料自給率」と言います。今回のテーマは食料自給率です(^^)

 

食料を生産するには広大な土地が必要です。オーストラリア、カナダ、アメリカなど土地がたくさんある国では必要とする食料の多くを自国で作ることができるので、食料自給率が高くなります。しかし日本はどうでしょうか?島国で狭い国土ですよね。

なので自分たちで食べる農産物をすべて作ることは難しく、平成29年度の食料自給率はカロリーベースで38%となりました。また、日本は政治的に農業よりも工業を優先したことも関係しています。工業製品の輸出で豊かになったことで、贅沢な生活になり、米や魚が中心の生活からパン、麺類、肉類中心の西洋化へと食生活は変化しました。そして小麦などをはじめとした食料を海外からの輸入に頼るようになったのです。

 

日本の場合、海外から輸入する方が安い農産物が多いため、それらに頼っています。しかし、安いからと言ってみんなが海外の食料を消費するようになると、日本の農家さんはどうなってしまうでしょう?自分たちが一生懸命作ったものが売れない。そんな悲しい事態になりますよね。

農業は自然を相手にする仕事なのでお金に変えられない価値があります。その分とても難しい仕事です。その仕事を受け継ぐ若い人が増えることは日本にとってとても明るい話題となります。

農家の方が作ってくれた食料をありがたく食べることで日本の農業発展にもつながります。

 

そして、もう1つ大事なことに気づいてください!今のように平和な世の中であると海外から農産物を輸入することは簡単です。しかし、干ばつやハリケーンなどの災害、紛争などが起こると海外の食料を日本に送ってもらうことはできなくなってしまいます。将来、食料が手に入らないという事態が起こるということもあり得るのです(>_<)

毎日当たり前にご飯が食べられるということ、美味しい食料があるということはとっても恵まれた環境なのです。地元の農家さんに感謝して野菜などを残さず食べる、すなわちフードロスを減らすことや、地元の作物を食べる事(地産地消)で輸入の際にかかるエネルギーを減らすことは、結果として地球温暖化の防止になります。今のような豊かな食生活をこれからも続けていくためには地産地消を進めることもとても大切なんですよ(*^_^*)

 

今は当たり前に食材が手に入る社会ですが、日本の食糧輸入の課題にも意識を向け、国内で生産されるものを積極的に食べるようにしたいですね♪

 

<参考> 「世界と日本の食料問題 食料自給率を考える」 株式会社太洋社

 

読んだことある?食品表示!

読んだことある?食品表示!

みなさんこんにちは!お菓子を食べながらパッケージの表示を見て、カロリーの多さに驚き、半分を弟にあげちゃう「すず」です☆ 今回もよろしくお願いします^▽^

食品のパッケージにはカロリー表示だけではなく、原材料や賞味期限、アレルギー表示、どこで作られたものか…など、様々な情報が書かれていますよね。

この食品表示、実は「食品表示法」によって、内容が定められているんです!

▼食品表示の目的

①食品を摂取する際の安全性を確保すること

②一般消費者の自主的かつ合理的な 食品選択の機会を確保すること

安心して食品を食べるために、大切な役割をしてくれるのが食品表示なんですね。

ここでは、みなさんが一番目にすることの多い、加工食品の表示を例に見ていきましょう!

名  称 豆菓子

原材料名 落花生、米粉、でん粉、植物油、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、

食塩、砂糖、香辛料

添 加 物 調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、紅麹)

内 容 量 100g

賞味期限 2019.2.16

保存方法 直射日光を避け、常温で保存してください。

製 造 者 ○○食品株式会社 +AK 東京都千代田区××-△△

栄養成分表示1本(200ml)当たり

エネルギー 139kcal

たんぱく質 6.8g

脂 質   8.0g

炭水化物  10.0g

食塩相当量 0.2g

カルシウム 227mg

原材料名に注目すると、使われている食品の名前が書いてあります。

これは、量が多い順に書かれているのがポイントです!(^ω^)

 

次に、賞味期限は、未開封の状態で品質の保存が充分にできる期限のことです。

期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないんですよ!

一方で、消費期限は、未開封の状態で品質が保たれる期限のこと。劣化が早い食品に

表示されているため、期限を過ぎた食品は、安全とは言えません(×0×)!

 

また右側の栄養成分表示は、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の

項目が必ず表示され、食品に合わせて項目が追加されることがあります。

 

さらにアレルギーを持つ人も、安全に食品を選択できるよう、アレルギー表示が定められています。次の7品目は、深刻なアレルギー症状を起こす場合が多いことから、特定表示食品と呼ばれ、表示が義務付けられているんです。

▼表示されるアレルギー物質

必ず表示される7品目(特定原材料) 卵・乳・小麦・落花生・えび・かに・そば

☆機能性表示ってなんだろう?

みなさん、こんなキャッチコピーを見たことはありませんか?(・・?

「おなかの調子をととのえる」「脂肪の燃焼をたすける」などなど…

その食品に、健康増進のための+αの機能がありますよ☆という表示ですよね!

 

これらは、機能性表示と呼ばれていますが、全ての食品に表示できるわけではありません!

①消費者庁長官から認可を受けた、「特定保健用食品(トクホ)」

②国が定めた基準を満たしている、「栄養機能食品」

事業者の責任で、機能の科学的な根拠を届け出た「機能性表示食品」

この3つのうち、どれかに当てはまる食品だけが、機能性表示を行うことができるんです!

 

機能性表示に関しては、コラムの青年カテゴリーにも記事があるので、

興味のある方はぜひそちらも読んでみて下さい☆

☆強調表示って知ってる?

一方で、強調表示はこんなキャッチコピーのことを言います(◎ω◎)!

「カロリーゼロ」「低脂質」「高タンパク質」「食物繊維入り」といった表示ですね。

カロリーが気になる私は、ついついカロリーゼロの表示につられてしまいます^^;

この表示には、実は基準があるんです!その基準の一部をまとめてみました☆

(100gあたり) 含まないことを示す 低いことを示す
具体例 無・ゼロ・ノンなど 低・控えめ・ライトなど
熱量(カロリー) 5kcal未満 40kcal未満
脂質 0.5g未満 3g未満
糖類 0.5g未満 5g未満

な、な、なんと…カロリーゼロは0kcalでなくても表示できてしまうんですね!?

脂質や糖質も、ごく微量であればゼロ、と表示できるなんて…驚きです!

 

さて、みなさんいかがでしたか?食品表示は、食品を選ぶとき、食べるときにとても大切な情報源になります。普段は食品表示なんて見てないよ!という人も、この機会に

ぜひ、パッケージを見てみて下さいね☆

食品への目線が少し変わるかもしれませんよ(^o^)丿